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[4615]建物基礎に接触する土留め

質問者:U−45 / 最新の回答・ご意見者:U−45 / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:その他 / 2012年03月20日 21:28

築25年の軽量鉄骨一部二階建て、道(GL)から1メートルの高さにある中古物件の購入を考えています。
この物件の土留めについて、質問です。

土留めは新築時、今と同じCB造りで建物からの距離2500ほどの場所に、高さ1200でありました。

その後、持ち主の方がアプローチだった部分を削って道に平行な形に駐車場を増設(1700×7500)しています。
そのため現状の土留めは、幅120のCBで、高さ1200(地上6段)、建物の壁から750(ブロック外側まで)の距離にあります。
施工中の写真を確認したところ、ブロックには400mm毎に鉄筋を入れてあるようです。

今回、購入するにあたり
『駐車場の幅1700を2100程度まで広げられるか?』
と業者さんに伝えたところ、『CBを使った土留めを建物基礎に直付けする位まで近づける』、との工事を提案されました。
建物基礎は、立ち上り120、フーチング500、根入れ深さは不明ですが深基礎ではありません。

土圧等は、以前の工事写真から表層改良されているだろうと判断され、土地が固まっているので大丈夫だと伝えられています。
また、CP型枠コンクリートブロックを使った施工は、逆L字になるので無理だとの事でした。


教えていただきたいのは。

1.現状状態(高さ1200、建物から750の距離)でのCB造りの土留めは安全でしょうか?
2.提案されている拡張工事は適切でしょうか?
3.適切ではない場合、他に方法はあるでしょうか?

サイズ的に擁壁ではなく、法令にも条例にも掛からない物なので判断が正しいか分からず困っています。


どうぞよろしくお願いいたします。

これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2012年03月21日 15:13

所在地:北海道北斗市中野通324
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敷地の擁壁工事は、その地盤状態や隣などの周辺環境を考慮しなければ適格なアドバイスは難しいと思われます。
現在、提案されている内容は、施工業者が現場を確認して設計提案されているものと思考されます。
むしろ、その施工方法で工事が終了したあとのメンテナンスや工事の瑕疵責任に対する約束事をしっかりと取り付けておくことが賢明であると思われます。
myph

U−45

所在地:愛知県
2012年03月21日 23:35

確かに、施工方法に対するその後のフォローも重要になりますね。
この方法で施工となった場合は、その点も確認しようと思います。
瑕疵責任追求・・・となる前に、判断したいものですが・・。

回答ありがとうございました。

myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2012年03月22日 09:37

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

擁壁としては大規模ではありませんので、さほど心配は無いと思いますが、ただ、CB造の擁壁というのは、「個人的には」感心しません。
また、文面拝読する限りは、少々、高さと底盤巾のバランスが悪いかな?と思います。

ご心配なようでしたら、しかるべき方に構造計算をして貰い、それをもって安心を担保されてはいかがですか?当然、いくばくかの費用は発生しますし、もう少し頑丈に・・・という結論になれば、相応の工事費用UPにもつながります。

安心を担保するためには仕方ありませんね。。。。
myph

U−45

所在地:愛知県
2012年03月22日 23:13

やはり構造計算をしたほうが安心なのですね。
建物基礎のことについては、よく見かけるのですが、土留め(擁壁)についてはあまり書かれていることが少なく、素人の判断が出来にくいのだと今回のことでよく分かりました。
いい勉強になりそうです。

回答ありがとうございました。

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