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[4958]コンクリートバルコニーのひび割れ

質問者:BNR34 / 最新の回答・ご意見者:BNR34 / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:構造・建材 / 2012年05月25日 14:02

2008年10月にハウスメーカーにて4階建RC構造で全面タイル張りです。
全12世帯が入居している賃貸物件のオーナーです。
(ハウスメーカー建築といっても自社では木質パネル工法が売りのためRCができないらしく、元請はハウスメーカーで下請けは地元の建築会社が施工しました)品質保障はすべて元請となっています。
私は物件(札幌市)とは別の地域で暮らしているため年に2回程チェックしています。
バルコニーもコンクリートで表側はタイル張りで内側はコンクリートに塗装を施しています。
そのバルコニーの内側に翌年の2009年にクラックが入り補修工事をしたのですが、2011年8月にたまたま気づいたのですが前回補修した場所と他の場所にまたクラックが入りました。
そのことを元請に話したのが10月末でしたので気候の良くなる来年春に再度補修をするということになりましたが、現在クラックの原因がわからないとのことで、どういう補修をしたいいのかと業者が悩んでいる状態です。
こんな頼りない業者なのです。
費用は当然元請のハウスメーカー負担ということを承諾していただき、
第3者的な調査会社に原因を究明していただき補修を依頼することは可能でしょうか?可能でしたらどのような会社があるのでしょうか?
添付の写真は手摺部分のクラックだけですが、手摺のクラックから下に向かってクラックが伸びている場所もあります。
画像 »



これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2012年05月26日 11:17

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

手すりの腰壁を真上から撮影されたのだと思いますが、、、、

施工上の問題、、というより、設計上(配筋、壁厚など)の問題のような気がします。現場調査も大事ですが、設計図、及び設計図通りに施工されているかどうかの記録写真などと併せて、概ねの判断は可能かと思います。発生している事象(クラック)をいくら調べても原因はわかりません。最終的には、鉄筋探査機などお使用して、実際に鉄筋がどの程度入っているかの確認が必要かもしれませんね。

調査会社というよりも、調査会社&設計事務所のペアでの仕事になるかと思いますよ。

あくまでも想像の域ですが、、、厚み120mm程度、鉄筋がシングルD10@250程度なのでしょうか???建物が崩落する、、とかの安全上のお話ではありませんが、この程度の配筋だと少々、心もとないですね。。
立ち上がりだけなら、まだいいのですが、バルコニーの床に大きなクラックが入ると、気持ち悪いですね。

北海道の場合、この手すりの上に雪が乗ります。その雪解け水が、クラックに染み込み夜中に凍結、、そのサイクルを繰り返すと、最初は小さなヒビがどんどん大きくなります。中途半端な補修をしても、行き場のない雪解け水は、小さなヒビを探して回りますので、また、どこかで、クラックが発生します。一度、全てのクラックをエポキシなどで補修して、手すりの上にアルミなどの「笠木」を取り付けると、概ね収まるとは思います。

「笠木」が無いのは、あくまでも予算上のお話なので、「手抜き」とか「欠陥」という事ではありませんが、早めに補修(笠木などの取り付け)をする事をお勧めします。実際に北海道では良くある事象です。
myph

BNR34

所在地:千葉県
2012年05月28日 12:49

本日補修工事を行っていますので、どのような補修を行ったか結果をご報告します。

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一般ユーザー  相談者