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[4994]サイディングクラック

質問者:ヒロムバンナ / 最新の回答・ご意見者:キンカメ / 回答・ご意見数:4件
カテゴリ:家の外回り / 2012年05月28日 21:21

初めての相談ですが 新築で輸入住宅で7年前に注文住宅で建てたのですが 6年経つころから サイディングに30cmほどのクラックが継ぎ目ではなくサイディングボードの真ん中あたりに 数箇所入っていることに気が付き ハウスメーカーに連絡確認してもらっと所 『木は動きますから仕方ないです。』って言われたけど納得いかなく 補修しときますっていって 色が合わないタッチペンで塗って行ったのですが 全く色が合わず最悪です また 最近 窓枠ふちからも クラックが入っている事を発見したのですが 塗り直しなど請求できるのでしょうか?基礎はクラック入ってるし サイディングの目ジもボロボロ落ちてくるし 釘の後が色あせて とても7年の住宅には見えず 10年以上たっているようにしか見えません。塗装業者も毎日 飛び込み訪問きます なんとか クレームで処理したいのですが・・・教えてください サイディングってそんなに簡単にクラックはいるのでしょうか?

これまでの回答・ご意見数4

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2012年05月29日 04:42

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 サイディングは、7年間、メンテナンスはどうされましたか?
ノーメンテ・・では、「?」マークが付きます。

 その間、タッチアップだけだった。ということでは、
きつい言い方に聞こえるかもしれませんが、「当たり前」と言えるかもしれません。
 必ずしも、クラックは、当たり前ではなくとも、
タッチアップの色違いは、当たり前ですし、サイディングの目地の劣化なども、当たり前のことです。
 
 通常、7年あたりなら、「外壁塗装」の時期です。塗装業者の営業が来ることも、当たり前ですよ。

 ノーメンテナンスで、いられる家など、存在しません。
クレームで処理なんて、どこの業者も、受けません。

 まず、外壁の塗装を、業者と相談すべきと考えます。その上で、クラックのうち、クレーム処理で対応可能なものを、相談する。という順番?かと考えます。
 


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栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2012年05月29日 05:36

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

車のワックスを毎週、毎月のようにかけてお手入れされる方でも、こと、家に関してはノーメンテで済むとお考えの方が多いようです。どうしてなんでしょうねぇ。。。
新車をお買い求めになって、数年後、エンジンの不調があっても、この部品は保障外ですから、有償です、、と言われも、それほど抵抗なく「しゃ〜ねぇ〜なぁ、、」とお支払いになるはずです。

確かに家は工業製品ではありませんので、製品精度も低く、問題も多く起きがちですが、かといって、やはりある程度の「お手入れ」は必要かと思います。

不本意であろうかとは思いますが、お聴きする範囲ですと自費でお手入れるしかないように思いますが・・。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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クラビア

所在地:新潟県
2012年05月29日 08:15

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

皆さんが既に書いておられる通りですね。
少々残念ではありますが,いわゆるサイディングは定期的なメンテナンスを必要とするというのが,常識なんですね。
これはほとんどの外壁材に言えることでして,例えば,最近良く見掛けるガルバリウム鋼板も同様です。
これは錆びないという人がいますが,近年は潮風で錆びている物件をしばしば見掛けるようになりました。
皮肉にも雨の当たらない部分が錆びやすいです。
それで定期的に洗浄する必要がありますが,昔のトタン板と同様ですね。
私の知る限り,メンテナンス不要に近い外壁材は,レンガ積みとタイル貼り,そして硬質塩化ビニールの外壁材くらいではないかと思います。
サイディングのクラックの問題に付いては,これは品質の差に負うところが大であるように観察しております。
10年も絶たずに,ボロボロになるものもあれば,20年近く経っていても,あまりダメージを受けていないものも存在します。
では,すべて後者が採用されればいいのかと言えば,コストの差が大きい為,つまり後者はかなり高価になる為に,現実にはあまり採用されていません。
それで,先にも述べましたように,一般普及品のサイディングは,定期的にメンテナンスすることによってこれを防いでいるわけです。
メンテナンス費用を考えると,全てに良質の外壁材を使いたい所ですが,イニシャルコストがかかる為に,現実にはそれができないというつらい部分があります。
拙宅もサイディングに変えて,レンガ積みのリフォームを計画したことがありましたが,知り合いの左官屋さんに逃げられてしまいました。
コストがかかって,そんな仕事は受けられないそうです。
中国では仕事は雑でも,割と簡単に誰でもやっているそうですが,人件費の高い国ではまだ難しいようです。
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キンカメ

所在地:香川県
2012年06月02日 17:44

URL:
家づくりの想い:

 サイディングには12ミリ、15ミリ、18ミリ、21ミリといった具合に厚みが違い、12ミリは釘打ち、15ミリ以上は金物留め工法が一般的に採用されます。
 12ミリの釘打ち工法は、厚みが薄い分割れやすく、また釘で打って止めている為に、地震などの振動でクラックが入ることはよくあります。15ミリ以上はクラックは入りにくく、耐久性は高くなります。
 
 また、塗装にも、アクリルエマルション、アクリルシリコン、フッ素塗装など、種類があります。価格重視のアクリルエマルション、色落ちの少ないアクリルシリコン、さらに高級なフッ素塗装となります。

 家によって使われている外壁材は違いますので、劣化の度合いやクラックの有無は家によって違います。

 7年で色落ち、釘の頭に塗装というところを見ますと、おそらく12ミリのアクリルエマルション塗装だと思います。このタイプは最も価格が安く、色落ち、クラックは早い内に出ます。

 現在は15ミリ以上の厚みのアクリルシリコン塗装が一般的になりましたので、10年位では塗装の劣化はほとんどないのですが、その分値段が高くなりますので、結局最初に高い外壁を使うか、安い外壁でメンテナンスをしながら使うかの選択になります。