法律の専門家に相談されるのが一番確実だと思いますが,一応,原則論だけをお伝えします。
本来,隣地との境界の塀は,双方の話し合いで,また費用は折半して建てるものです。
それで,まずは隣の塀がどのような経緯でできたのかが,考慮すべき一点になります。
そして,隣地との塀に関わる責任に付いては,原則としては,共有物と推測されるのが普通です。
それで,今後,事故などが想定されて,ご心配であれば,まずは,お隣さんと良く話し合って,費用は折半で,作り直すのが,一番穏当な解決策かと思いました。
仮に,お隣さんが,この提案を承諾されないようであれば,今回は,しまこさんの責任のもとで,しまこさんの敷地に自前で塀を作り直すことも,一つの方法となります。
この場合も,隣の塀を取り壊す必要が出てきますし,工事の際に隣の敷地に入る必要もありますので,やはり,事前の話し合いが必要になります。
いずれにしても,まずは,話し合いによって良好な関係を築くのが最善策だと思います。
費用の負担をこちらで行いますからという,話の持って行き方をすれば,大抵は塀の修復や改築の話し合いに応じて頂けると思いますが,いかがでしょうか。
あなたの塀なので,あなたが直せと,相手側に言っても,客観的に見て,また法律的に見ても無理があるように思います。
繰り返しになりますが,隣地の塀は塀を挟む両人の責任,所有というのが原則になります。

話し合いで解決しそうで良かったですね。
何かのお役に立てれば幸いです。