まず、全ての書面、図面の権利は、あなた様にあります。
設計図で、「書いていない」のは仕方ないにしても、「ある物」は全て保管すべきと考えます。

ただ、現実的に、個人で管理するのも、ましてや「工務店」が管理するのも、書面散逸、会社の倒産などなどリスクがありますので、現在はWeb上で対応すべきとの考え方になっています。

長期優良住宅では、「実質的に義務付け」になっていますが、国の施策として「住宅履歴」を蓄積しようという動きがあります。

http://www.iekarute.or.jp/

工務店さんもこの協議会のどこかのシステムが利用できるはずです。

とにかく、関わった図面、書面は「全て」貰う事はあなた様の当然の権利です。（書面は原本を）

　建築物の種類・規模などの要素がからみますし、業者の考え方・やり方に左右される事なのですが、また、工務店・建築業者が単独で（自社による設計・施工）というのと、設計者が別に存在する場合とでも、変わってきます。

　一概には言えませんが、最小は、「確認申請」に必要最低限の図面だけでしょう。そうすると、平面・立面にいくつかの他の図面ぐらいでしょう。
　都合、5枚から6枚くらいでないでしょうか？

　設計者がついて、まるで公共工事かな？というくらいの図面が用意されている。なんていう物件は稀だと思います。

　また、工務店に言えば、当然のようにそれら図面は、くれるはずです。
先ほどの「確認申請の副本」は、当然、渡されるはずです。ので、「それ以外の図面」、「出来れば最終の変更済みの図面」と、頼んでみてください。

　あるだけのモノは、提示してくれると思いますが、どれだけ、何が、あるかは、ここではわかりません。