名古屋で建設予定です。
ただいま社長一人で、設計、現場監督、営業をかねている工務店さんで
契約中です。
色々と知識がある方なので、相談に乗って頂きながら間取りや
仕様を決めているところです。
無垢床で、できれば夏涼しめ冬暖かめ…
Q値が高め(1から2くらい)を希望していましたが、
「国交省…建築環境・省エネルギ-機構が公表する換算基準で計算すると、1と言うのはあり得ない」と
社長に言われてしまいました。ゼロワン住宅などの話をしても
先方にわかるように話はできませんでした。
現在Q値が2.4くらいで
木造外断熱(2階建て約40坪)、屋根と壁に斜熱シート使用
基礎内断熱、
押出ポリスチレンフォーム使用
(例屋根は30mm壁は40mm+ダイライト)
換気は第1種換気
窓はペアガラスでアルミと樹脂の複合サッシですが、
以前Q値をあげたいと伝えると1.9が限界で値段も80から100万高くなる
とのことでした。
こちらのHPを見ていると、もっとQ値があげれそうな気がするのですが
それは、名古屋ではオーバースペックなのでしょうか?
またQ値を0.5下げるには一般的にどれくらい予算が必要でしょうか?
曖昧で申し訳ないですが、わかる範囲でもお答えをいただけると
ありがたいです。
さまー
所在地:愛知県
2012年12月16日 00:45
名古屋のような湿度の高い土地で高断熱高気密にするのは、
社長的には色々と難しかったり、対策が必要だったり、コストが掛かったり
してしまうので薦められないと言う意味でした。
(色々な考えの方がいらっしゃるので、社長の意見が正しいかどうかは
別問題です。相談に答えてくださったような方々と最初に出会っていたら…
とも思います)
さまー
所在地:愛知県
2012年11月14日 10:59
クラビア様にお礼の欄で
参考になるHPがあれば教えていただければ…と
ついつい書いてしまいましたが
企業名、物件名、個人名、商品名などの固有名詞の表記はご遠慮ください。
…ですよね。
申し訳ありませんでした。
補足の仕方がわからなかったのでこちらから失礼いたします。
これまでの回答・ご意見数6件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2012年11月14日 10:34
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2012年11月14日 14:57
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
福地 脩悦
株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2012年11月17日 09:36
所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者クラビア
所在地:新潟県
2012年11月12日 13:55
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
一応,世界の省エネ住宅の取り組みは,大体,Q値に換算すると1.2〜1.6が標準的なところでしょうか。
現状ではドイツのパッシブハウスが最も進んでいて,0.7程度となっています。
また,スウェーデンでは今後は0.5を目標にしようかという議論が起きているようです。
というわけで,Q値は小さければ小さい程,省エネになります。
さて,国内は北海道を除いては,まだQ値に対しての認識があまり深く無いようですね。
一応,愛知県ですと,Q値にして悪くとも1.6以下は目指すことをお薦めしたいと思います。
これが1.2程度,また0.7程度にもなると理想的ですね。
価格の問題ですが,最近は0.7クラスの住宅を坪単価にして60万円前後で提供するハウスメーカーも出てきました。
北海道のビルダーさんですと,もっと性能の高い住宅を建築しておられるところもあります。
あと,住宅は断熱性に加えて,気密性が重要になります。
住宅完成後,気密測定を行うかどうかは是非確認して下さい。
そして気密性は隙間相当面積(C値)にして,1以下,できれば,0.5以下ですと理想的ですね。
もしも,気密測定を行わないということでしたら,それはちょっとどうかと思います。
先進国では,省エネ住宅の場合は,気密測定を行うのは常識で必須事項になっています。
それで,気密測定を行うかどうかを,ビルダーさん,またハウスメーカーに確認して,それを試金石にすると良いと思います。
もちろん,測定後の数値が重要になりますが。
さまー
所在地:愛知県
2012年11月14日 10:47
お忙しい中、早速のお返事ありがとうございます。
おっしゃるとおり愛知で断熱性能の高い住宅を建てる工務店、ハウスメーカーが少なかったり、高かったり、無垢床は扱ってなかったり…などでした。
また断熱に力を入れていて、坪単価60万円前後で提供するハウスメーカーも見に行ったのですが連れ合いが好みではなかったらしく反対されました。
もし参考になるHPがありましたらご紹介いただけないでしょうか?
間取りや予算がほぼ決定という状態なので、今から変更をお願いしたり、社長さんを説得してQ値1.6というのは、夢のまた夢…という感じがしてしまいますが…。
気密は0.5くらいと言っていた気がしますが、詳細見積もりには載っていなかったので次回の打ち合わせの際聞いてみます。
クラビア
所在地:新潟県
2012年11月14日 15:40
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
以下にメールを頂ければ,愛知県でかなりの性能の住宅を提供しているビルダーさんをご紹介できるかもしれません。
<NPO住宅110番より>
利用規約により、メールアドレスは削除させていただきました。
さまー
所在地:愛知県
2012年11月26日 22:55
コストバランスや相性など様々な考えと経緯で今の工務店さんとの
出会いがあったことに気づかせて頂きました。
本当に有難うございました。
クラビア
所在地:新潟県
2012年11月26日 23:27
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
「その工務店さんの計算だと、断熱材の追加費用に対して冷暖房費が
そこまで安くならないとのことでした。 」
これは,何年,その家に暮らすかにもよりますが,もしも,将来に渡って何十年も暮らすのであれば,毎年,毎年,冷暖房費にはQ値によって,大きな差が出てきます。
試算の一例では,例えば,平均的な住宅で,24時間冷暖房を行った場合,Q値が2.7の家と0.7の家とでは,年間冷暖房費の差額は約10万円となります。
それで,この場合は仮に30年暮らすなら,総額で300万円,50年なら500万円,100年なら一千万円の差額が出ることになります。
また,将来,電気代や灯油代が上がれば,その差額はさらに大きくなります。
そんなわけで,最初に述べましたように,今,欧米先進国は真剣にQ値の小さな家に取り組んで,国を上げて省エネを計ろうとしているわけです。
最近,フランス政府は,Q値の小さな家を国内に普及させることによって,老朽化した原発を一基,廃炉にするという計画を発表しています。
欧米では,高性能住宅の面ではフランスはまだ遅れていますので,これから,やりがいがあるということなのでしょう。
さまー
所在地:愛知県
2012年12月16日 00:30
私が契約した工務店さんの計算はQ値2.4→1.9での計算でしたから、
クラビア様たちからしたらちゃんちゃらおかしいレベルの話だと思います。
24時間連続全館暖房にするのか、間欠暖房にするのかで元の冷暖房費も
変わってくるとは思いますが、これから50年住むのならば200万円くらい(←額は勝手な想像です)断熱材にお金を掛けてもいいとは思いますが
着工が始まってしまった今から、頑固な(笑)社長を説得もできそうに
ないので…。
この質問が今、高断熱住宅を検討されている方の目に留まることを
祈ってやみません。
相談にのっていただき ありがとうございました!!