写真で拝見した感じでは,いわゆる木製サッシというのではなく,普通のアルミサッシの周囲を木材で囲んだ,飾り縁かなと思いました。
いずれにせよ,木材を雨風の当たる場所に使う場合にはかなりの注意が必要になります。
強力な防腐剤を含浸させた特殊な木材を使えば,少しは安心できますが,そうでなければ,ステインを塗るなどの定期的なメンテナンスが必須事項となります。
欧米の場合は,施主がDIYでこれらの作業を行うのが習慣になっているのですが,日本の場合は,家に関しては業者にお任せという場合が多いですね。
従って,自然の木材を化粧に使うのは,見た目にはとても良いものですが,雨風に晒される場所に使うのは,日本では結構難しい面があります。
また,現実に,二階の窓の飾り縁にステインを塗るのはなかなか大変そうですね。
はしごを掛けてやるのも危険が伴いますし,窓から首を出してというのも難しそうです。
もしかして,建て売り住宅だったでしょうか。
耐久性やメンテナンス性よりも,見てくれを重視した,建築業者のポリシーが感じられないわけでもありません。
恐らく,引き渡しの際に,上記のメンテナンスの必要性に付いては,聞いておられなかったのでしょうね。
申し訳ないないがら,保証云々の件は良く分かりません。
話し合う余地はあると思いますが,最悪の場合,施主が管理すべき問題ですと言われて終わってしまうかもしれません。
ともかく,費用を誰が持つかは別として,このままですと,早晩,木材は腐って行きますので,将来的には,今の木材の飾り縁に変えて,木材に似たプラスチック製の板がありますので,それで張り替えてしまうのがいいかもしれません。
あるいは,構造が良く分かりませんが,無くて良いものなら,取ってしまうのもいいかもしれません。
見かけは変わると思いますが。
話は変わりますが,北欧性の木製ドアや窓などは,断熱性や気密性はとても優れていますが,やはり,定期的なメンテナンスは必要となります。
拙宅も木製ドアですが,定期的にキシラデコールという防腐剤を塗っています。
これをしないと大変なことになります。

保障に関しては、重大な瑕疵に当たらない為
10年保障の対象にはならないと思います。

「本件は、サッシ廻りの額縁を先に固定してから、
仕上げを行った為
何年かしてコーキングが切れて裏に水が
回り腐敗して落ちたと思われます。」

よって　3枚目の写真にもあるように、コーキングが切れているのが
明らかなので、家全体のコーキングが3枚目のように
なっていると推測されます。

完全に防水を行なってから、モルタル、仕上げ　額縁を
行なっていると推測するので家の中に漏水は
考えにくいです。

ですが、他の箇所の額縁が近々落ちたりする可能性があり
危険と思われます。

そういう点も含めて、有償メンテナンスや
良心的な所であれば無償修理してくれるかもしれません。

コーキングが切れていれば、なみさんも　え！どうしよう！
と危機感を持つべきでしたね。
その時点で気づけば、傷が浅かったかもしれません。
新車を購入して、ボディに飛び石が当たり、そこから
サビが発生していたら、驚きますよね。
それと同じで、家のメンテナンスも大事です。
車と違って、雨ざらしなのですから。