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[6012]断熱材(セルロースファイバー)の密度について

質問者:mitsu / 最新の回答・ご意見者:mitsu / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:構造・建材 / 2012年12月10日 22:28

掲題の件について,宜しくお願い致します.

昨年,住宅を建てる際に断熱材をセルロースファイバーにしました.
IBEC等のホームページを見ると,セルロースファイバーにはそれぞれ
25K,45K,55Kと密度の違いがあるようなのですが,全て区分Cで
熱伝導率λも同じと言うことは,密度の違いによる性能差はないのでしょうか?

日本セルローズファイバー工業会のホームページを見てみたところ,
壁の充填には45〜55kg/m3 ,天井の吹き込みには25kg/m3との
記載が見受けられました.

同ホームページに載っていた表(添付写真参照)をみても同様のようですが,
自宅の仕様書を確認したところ,天井,壁,床下全て25Kとなっています.

このような事もあるのでしょうか?
事前に説明を受けることはなかったのですが,断熱性能が劣っているのでは
ないかと心配になりました.

お忙しいところ大変恐縮ではございますが,ご回答宜しくお願い申し上げます.
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これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2012年12月11日 10:56

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

断熱材の素材における密度を表す単位を「kg/?」になっているのは、その断熱材の?あたりの重さがkgであるかを表記しています。
グラスウールやセルローズファイバーなどの断熱材は、空気を静止させて断熱効果を発揮させます。
本件のセルローズファイバーは、熱伝導率が0.04になっていますが、0.02の空気を繊維の中に静止させているからです。

?あたりの重さがあると言う事は、密度が濃いことで空気の動きを止める効果が高くなります。ただし、あまり高すぎると空気を閉じこむ空隙が少なくなるため一定のピークがあります。60kgくらいが限界だとする文献もあります。

IBECの断熱材区分は、面倒な計算を簡略化させるため、簡易的な断熱材をA区分から少しランクの高いBとなり、本件の質問のセルローズファイバーは高性能グラスウール並みのC区分となっています。
更に、樹脂断熱材などではD区分、E区分、最高がF区分まであります。

セルローズファイバーは紙を素材にした断熱材ですが、バインダーと言われる繋剤がメーカーごとに特徴を持たせてあります。
そのため、あえて密度を抑えることで断熱効果を持たせたものも存在します。
総体的な印象から判断すると本件のセルローズファイバー断熱材は、性能的な不安をもつことはないものと思慮されます。


myph

mitsu

所在地:徳島県
2012年12月11日 20:42

福地 脩悦 様

ご回答ありがとうございます.
それぞれの意味するところについて,具体的に説明いただき,理解しやすかった
です.

天井は吹き込み,壁や床面は吹き込み重点で,どちらも同様に,セルローズを
袋から出して機械に入れているだけだったのですが,その材料自体にバインダー
なるものが混ぜ込まれているという理解でよろしいでしょうか?

天井が25Kで沈下するのであれば,壁面も同様に沈下してしまう気がして.
素人考えの杞憂であれば安心です.

セルローズに限らず,充填断熱においては「密度」という要素がございますが,
断熱材を指定しただけではそのあたりの説明は事前にないのが通常でしょうか?

無知だったため,断熱性能等が次世代に対応していないなど,建ってから
気づいたため,これから何十年と住むことを考えると少しショックでした.

ですが,まずは断熱材の施工に不安をもつことはないとのご意見をいただけて
ホッっとしております.ありがとうございます.


※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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クラビア

所在地:新潟県
2012年12月10日 22:50

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

セルロースファイバーの吹き込みの密度を壁や天井で変えているのは,経年変化による沈み込みを考慮してのことだと思われます。
天井の場合は多少沈み込みが生じても,大きな問題は生じませんが,壁の場合は断熱材が沈み込むと壁の上方に断熱材の無い空間が生じ,断熱欠損が生じる可能性があります。
ただ,接着剤などを同時に吹き込んで,それを防いでいるかもしれません。
湿式というのはそういうことだと思います。
もしも,四国の業者さんが,天井と同じ方法で壁にも吹き込んでいるとしたら,少し心配ですね。
冬の寒い時に,家で十分に暖房を付けて,外部からサーモカメラで家全体の写真を取って,断熱欠損が生じていないかどうか調べてもらうといいと思います。
もしも,断熱欠損があると,そこは何らかの方法で断熱施工をやり直す必要がありそうですね。
セルロースファイバーは天井断熱にはもってこいですが,壁の充填断熱には結構神経を使います。
多分,北海道ではありえない施工だと思いますが,四国では不慣れな業者さんが,天井と同じ方法で壁に充填することはあるかもしれません。
myph

mitsu

所在地:徳島県
2012年12月11日 20:30

クラビア 様

ご回答ありがとうございます.
ほとんどのHPで,天井のセルローズファイバーは沈下するから多めに
しておくといった記載があり,それが25Kであるならば,壁や床についても
同様に25Kでは沈下するように思えてならないのです.

サーモカメラで確認といった方法があるのですね.
ご提案(アドバイス)ありがとうございます.

建築を頼んだ営業さんは,Q値やC値について質問しても「初めて聞きました」
と回答されました.
少し心配です.