myph

[6024]雨ざらしの木材

質問者:den / 最新の回答・ご意見者:竹沢 正弘 / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:構造・建材 / 2012年12月13日 23:19

現在岩手にて新築工事中ですが、基礎工事途中に木材が搬入されております。
基礎工事も天候のせいか遅れ、屋外に置かれ約1ヶ月になります。
当初雨ざらしで置かれ、こちらからクレームを入れ現在は上部のみシートによる養生がされておりますが一部は雪が積もっている状態です。
このような建材は後々問題等起きないものなのでしょうか?
又木材の交換などは応じてもらえるものでしょうか?


契約書では12末完成予定ですが未だに基礎工事も終わっていない状況で
業者に対し信頼が持てない状況ですので宜しくお願いします。
画像 »

これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2012年12月14日 10:31

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 雨ざらし そのものは、決してほめられることでは無いでしょう。
ただし、それにより必ずしも、致命的な何か?ということも、ありません。

 シート養生をさせたことは、的確な事だと思います。致命的な事の防止の効果は大きいと思われます。

 搬入された木材が、雨ざらし、積雪により、
「腐る」「強度が落ちる」等のことは、年単位で放置でもしない限りは、あり得ません。

 強いていえば、「造作材」などが(まかり間違って)混じっていたとして、美観上の欠陥がでるだろうな!?ぐらいでしょう。

 「構造材」なり「下地材」などの場合は、問題は、ほぼ無いと思います。
あえて言えば、「強度に影響のない、美観上の問題」が出る?かもしれない。ということです。

 最近の住宅は、「乾燥材」を使用しています。
 昔は、建て方の後、数ヶ月間、あえて雨ざらしにして、自然乾燥をさせた経緯すらあります。もちろん、その頃とはいろいろな意味で違います。同じにはなりませんが、「神経質」な対応も必要は無いと思います。

 実際に建て方がはじまり、その時点で、問題のある部材は、使用しないなり、強度に問題のない部分に回すなり、「工面して」使うでしょう。し、その分くらいの余裕は見て、材料の用意はするでしょう。

 施工業者と、良く打ち合わせされて、「不信感」が先走った対応をされませんように、お勧めしておきます。
 
 
myph

den

所在地:岩手県
2012年12月14日 18:06

竹沢様、回答ありがとうございました。
こちらとしては乾燥材の水分率が上がり、木材の反りや
施工後カビ等心配しておりました。
また、商品である木材を大切に扱わない業者なのでこの先の
工事も雑な仕上げになるかと心配になります。

とりあえず強度等問題がないとの事ですので安心いたしました。
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2012年12月15日 15:45

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 ご心配な気持ちを、理解できないわけではないのですが、
今から、あまり不信感を募らせない方が、よろしいかと思われます。

 正直な話は、業者はあんまり罪悪感は、持ち合わせていないと思います。
「なに、細かいこと言ってんだ!」という印象でしょうね。
 「商品」に違いはなくとも、しょせんは、「下地材」です。「仕上げ材」ではないですからね。

 乾燥材を使用ということは、
実は、乾燥材は簡単に水分率は上がりません。
材の反りは、乾燥の過程では、出ますが、その後は安定しています。
施工中に濡れた材料は、そのまま極度に濡れた状態で施工し、密閉状態にでもしない限り(たとえば、ポリフィルムでくるんでしまうとか)、簡単にカビなどは発生しません。表面が乾けば、(内部には浸透はしていませんので)その後の施工は問題ありません。
 彼らは、それをわかっていて、あまりシビアに考えていないのでしょう。

 施工中、引き渡し後・・・・長いおつきあいになります。
最初から「不信感」の固まりでは、息が切れますよ。もう少し「鷹揚」なお気持ちをお持ちになることを、おすすめしておきます。
 
 

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者