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[6150]リフォーム時の柱を抜いたことによる不具合について

質問者:ナナココ / 最新の回答・ご意見者:クラビア / 回答・ご意見数:6件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2013年01月14日 16:24

はじめまして。一人で悶々と悩んでいましたが思い切って相談させていただきます。
7ヶ月前のリフォーム時、洗面所を広くするのに抜けない柱があるがずらすかどうかは解体まで保留してほしいと工務店より言われていました。
その柱は洗面所とリビングの間の壁に入っている柱で相見積もりをとった工務店からも梁が交差しているところで荷がかかっているから抜けないかもと言われておりました。
しかし解体したところ、抜いても大丈夫ということで私が会社から帰るとすでに柱は抜いていました。正直不安でしたが、そのまま工事は進み今度は玄関ホールと洗面所の間の壁に引き戸のドアを取り付ける際、引き戸が入らないからと柱を一本抜きもう一本は半分に削られていました。
今度はかなり心配になり強く訴えると半分になった柱の横にもう一本柱を入れて補強してくれました。
リビングと洗面所の壁も以前は問題の柱と筋交いがありましたが新しくできた壁は前よりかなり薄く柱も筋交いもありません。
工務店に言っても大丈夫と言うばかりでした。

いろいろ揉めましたがなんとか工事も終わり生活しはじめたのですが
洗面所上の寝室の床が歩くとギシギシなるのです。
初めは気のせいかと思っていましたが最近、音が大きくなっている気がして心配になってきました。
やはり強度に問題があるのでしょうか?
工務店に相談したほうがいいと思うのですが、対処はしてもらえない気がします。
図面もなく説明もわかりにくいとおもいますが、アドバイスをどうかお願い致します。

これまでの回答・ご意見数6

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2013年01月14日 21:47

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 何を、問題視されているのでしょう?

 柱を抜くこと。そのものの不安。であれば、解体前の「想像による判断」と相違して、「現実の納まり」は、問題なかったわけです。
 それで、良いのと違いますか?
「音」は、それが「気になっている」から、目も、耳もそこに向かうのです。
そこには、「抜かれた柱」があった。
なんか不安。「音がするかも?」
あ!音がした。・・・・・怖い!キット、柱のせいね!
 という具合に・・・・・。

 不安で不安で・・・・ならば、今からでもサンゴー角ででも補強してもらったら安心できるでしょう。

不安なことは、やってもらった「大工さん」なり「業者」なりを、信頼していただいて、よく相談した方が良いでしょうし、それらが、「大丈夫」というのなら、安心して任せたら、いかがでしょうか?
 彼らが、いらない。というなら、彼らもプライドがあります。「なんとなく不安」では、対処は、しないと思いますし、「ほんとにやるの?いらないんだけど!」と、反応しますよ。

 だまくらかして、ぼろもうけしよう。という悪徳業者でもなければ、変なことはしませんよ。


 
myph

ナナココ

所在地:兵庫県
2013年01月14日 22:44

アドバイスありがとうございます。

そうですね・・・
きっと私の不信感から必要以上に神経質になっていると思います。

決して悪徳会社ではありません。

施工会社と大工さんは別なのですが、本当に皆さん一生懸命にやってくださいました。

ただ、何社か相見積もりをした時に現場を見ながら話を聞いたのですが
かなり補強に対する温度差があったので工事が進むにつれて不安になっていったのだと思います。

それと施工会社の方が最後に、「この家は耐震性に関しては全然信用していませんので・・・」という言葉を残して帰っていったので、後で父母と
「どういうこと・・・?」と、かなり心配になったのも原因の一つです。

しかし実際に作業をしてくれたのは大工さんで、彼らの仕事ぶりに家族全員が感謝しています。

施工会社の言葉の意味は不明ですが、工事してくれた大工さん方を
信頼して不安を払拭していきます。

貴重なアドバイスありがとうございました。

「彼らもプライドがあります。」では ハッとしました。
      施工会社はともかく、大工さんには失礼だ!と・・・

                          ありがとうございました。

myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2013年01月15日 16:01

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 クラビアさんのナイスなフォローを、感謝いたします。

 ちょっと、ナーバスな部分を刺激されたものですから。失礼をいたしました。
 冷静になって、クラビアさんの言われる、「耐震診断」・・・お受けになることを、私もお勧めしておきます。

myph

ナナココ

所在地:兵庫県
2013年01月15日 23:07

ありがとうございます。

たぶん普通に暮らすには大丈夫だと思ったのですが・・・
地震や長期的にはどうかと思うと不安になってしまいました。

しかし私もいろいろとトラブルもあったので感情的になり神経質に
なっている面もあったと思います。

感情的にならず冷静に対処していきたいと思います。
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2013年01月15日 19:16

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

耐震診断を受けることに関しては特に異存ありませんが、念のため。。

耐震診断をお受けになってNGの結果が出たとしても、抜いた柱が、スジカイ(斜め材)付きの柱であれば、その行為が原因と考えられますが、一般的柱であれば、NGの結果が出ても、「そもそもダメじゃん」。。つまり、新築時点ですでにNGだった、、、という事になります。

当初の築年がいつだったかによりますし、その他の要因もありますので、耐震診断NG=柱を抜いたから、、という事にはなりませんので、耐震診断を行なった方に、そのあたりは、ちゃんと確認してくださいね。

>「この家は耐震性に関しては全然信用していませんので・・・」

という言葉から推測しますと、S58年以前の建物か、、あるいは、いわゆる「建売」などで、そのあたりが、そもそもゾンザイな作りなのが容易に想像できたのかな?と思います。


myph

ナナココ

所在地:兵庫県
2013年01月15日 22:57

家を建てたのは震災から2年後の平成9年です。
父の知り合いの工務店で施工しました。

たぶんこれは推測ですが工務店の方の言葉は、新築時にリビングダイニングを広くとるため、あるべきところにある壁が無いので言ったのではないかと思います。
一番初めに家を調査に来たときにそのような事を言っておられました。

無い壁のかわりに2階下の洗面所には柱・スジカイ等でいっぱい補強しているのかなとリフォーム解体時に思っていたのでよけいに柱・スジカイが抜かれていくと不安になっていったんだと思います。

もともと、耐震に関して弱点のある家が余計に弱くなったのかな?と・・


一度、診断してもらってもし危険な場所があるようなら、予算を考えながら
長期的にでも補強していきたいと思います。

たぶんNGが出ても原因が新築時・リフォーム時と特定するのは難しそうなので・・・



アドバイスありがとうございました。








※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

クラビア

所在地:新潟県
2013年01月15日 08:15

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

兵庫県にお住まいということですが,阪神大震災は大丈夫でしたか。
あまり心配は無いかと思いますが,念の為,耐震診断をお受けになると,より安心できるかもしれませんね。
兵庫県はこの点で種々の対策を取っているようです。
耐震診断も簡易な物は数千円で受けることができるようですし,その結果,問題がある場合には,耐震工事にかなりの補助金を出してくれるようです。
念の為,県の窓口に出かけて,耐震診断,耐震補強に付いてお尋ねになってみられるといいように思います。
無駄に気を揉むよりは,科学的に判別ができれば安心できると思います。
ちなみに拙宅はある優秀なデザイナー系の設計士が手がけた物件でしたが,少々不安がありまして,耐震診断をお願いしましたところ,その結果は,大地震で倒壊確実の酷い判定が下りました。
それで,しっかりと耐震補強を行いましたが,以前は強風で揺れていた家が,揺れなくなりました。
耐震診断,また補強を行って良かったと思っています。
お恥ずかしい話ですが,こんな経験もあるということで,何かの参考になればと思いまして。
myph

ナナココ

所在地:兵庫県
2013年01月15日 22:17

アドバイスありがとうございました。

阪神大震災では全壊で、解体して2年後に今の家を建てました。

耐震診断というと工務店経由で耐震補強を前提でないとできないものだと
思っていました。

工事に関係なく耐震診断だけできるのですね。

やはり今からずっと暮らし続ける家なので、一度診断してもらったほうが
安心ですよね。

一度、県の方に問い合わせてみたいと思います。

ありがとうございました。



myph

クラビア

所在地:新潟県
2013年01月16日 14:44

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

筋交いが抜かれたとなると,ちょっと気になりますね。
その分の補強を別の方法で行っておれば良いのですが。
柱や筋交いを抜いた為に,どの程度,耐震性が劣化したのかは,新築時の図面と,改築時の図面(もしもあれば)を比較すれば,割と明快に判別を下すことができます。
そもそもナナココさんの,リフォームの目的が何であったのかが分かりませんが,少なくとも,その時点では,耐震補強を行う為のリフォームであったわけではなさそうですね。
建築業者としては,内心不安を抱えつつも,ユーザーの要望に応じて,間取りや意匠の変更の為に,構造を触らなければならないことは往々にしてあり得ると思います。
それは耐震上できませんと,断言してしまうと,仕事が無くなってしまうわけですね。
関西ではそのような事例を実際に見てきました。
現実に阪神大震災では多くの家が倒壊して,私の一人の親友もそれで命を落としておりますが,その建物を建てた業者が責任を追求されることはありませんでした。
ユーザーの注文住宅ですから仕方がありませんし,当時の建築基準法では問題なかったのでしょう。
それで,このたびは,ナナココさんが耐震性の面でご心配があるようでしたら,是非,耐震診断をお受けになられて,もしも悪い判定が下るようでした,この機会に,新しい建築基準法に則って,しっかりした耐震補強を受けられることをお薦め致します。
建築業者もその種の仕事を積極的に行いたいわけですが,現実には,この種の注文が少ないのが現状です。
私の友人も最近リフォームを行いましたが,私の提案には耳を傾けず,意匠中心のリフォームを敢行しておられました。
リビングはとても広くなって,見栄えは随分良くなりましたが,大地震ではきっと二階が落ちるのでは,勝手に心配しておりました。
余計なことまで失礼致しました。

myph

ナナココ

所在地:兵庫県
2013年01月16日 20:43

再三にわたり貴重なアドバイスありがとうございます。

今回のリフォームはデザイン重視でお友達の方のようにリビングは広々と開放感あふれる仕上がりになりました。
その点は本当に感謝しております。
耐震リフォームでは無いので、リフォーム前以上の強度は要求していませんでしたが、壁を取ったら他の部分で補強等、現状維持は期待していました。
二階が乗ってない部分の壁撤去はそんなに思いませんでしたが、二階部分が乗っているところは「本当に大丈夫・・・?」と不安になってきた次第です。
しかし、クラビア様のアドバイスでデザイン重視と耐震重視では初めからリフォームの目的が違うものだと気づきました。

一度、耐震診断を受けて、OKだと安心して住めますしNGの場合は対処していこうと思っております。

もし・・NGだった場合、施工依頼はやはり耐震リフォームを積極的にアピールしている会社のほうがいいのでしょうか?

でもとにかく、耐震診断を受けてみます。

アドバイスありがとうございました。

myph

クラビア

所在地:新潟県
2013年01月16日 22:14

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

耐震リフォームに付いては,建築業に携わる方であれば,一応,誰でも扱える業務であると思われますが,念の為,まずは行政に相談されると,何かヒントがあるかもしれません。
公的な行政機関より,具体的な業者を紹介してもらうのは難しいかもしれませんが,兵庫県建築士事務所協会という団体がありますので,こちらに問い合わせてもいいかもしれません。
この団体はユーザーの苦情相談も受け付けているようです。
取り敢えず,判定が問題なければいいですね。