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[6222]長期優良住宅の認定後のケミカルアンカーによる補強

質問者:nuovo105 / 最新の回答・ご意見者:栃木 渡 / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:契約・法規のトラブル / 2013年01月21日 23:42

新築注文住宅(長期優良住宅の認定済)の基礎工事を行っています。
基礎立ち上がり部の打設後に、自身でアンカーボルトの位置・数を基礎伏図と比較し確認したところ、14本のアンカーボルトが不足していました。
現場監督・建築士に確認したところ、不足14本については、この後、ケミカルアンカーを施工し、補強するとのことでした。
そもそも何故そのような施工を行うのか、経緯を聞いたところ、

?長期優良住宅の認定の際は、別の基礎伏図で申請を行って、技術審査の適合、認定は受けた。(この時点の基礎伏図では、不足の14本は設計上存在しない。)
?認定後に、工務店内で設計内容をあらためて協議し、14本を追加したほうが、より強固になるので、ケミカルアンカーで補強を行う計画とした。(計画を立てたのは、基礎打設の前だそうです。)

とのことでした。
打設前にわかっているなら、何故普通にアンカーボルトを施工しないのかという疑問があるのですが、質問したい点は、このような補強の設計変更は、長期優良住宅申請において、再技術審査や変更届を行うべきものなのでしょうか?工務店側な単なる補強なので必要ないとの認識でした。

よろしくお願いします。

これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2013年01月22日 01:29

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

まず、、、ケミカルアンカーに関してですが、基本的にこれは建築基準法上も長期優良住宅上も品確法上も、使用が認められていません。これは、ケミカルアンカー工法自体が、製品の強度で担保されるものではなく、コンクリートの強度に依存するものなので(コーン破壊と言います)、、、、、と、ちょっとめんどくさいですね。。(^。^;)。。かと言って、強度が無いというものではありません。アンカーボルトとしての強度は充分にあります。

なぜにアンカーが追加になったのか経緯は不明ですが、「余力」としての追加であれば、ケミカルアンカーが、上記のような物だと、理解した上で、手続き上は設計変更など必要ありません。

ただ、、社内的に必要となったのであれば、なんで、普通のアンカーボルトにせず、わざわざケミカルなのか、釈然としませんね。工程上の都合だったのかなぁ?

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