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[640]増築部分からの漏水について

質問者:keily / 最新の回答・ご意見者:竹沢 正弘 / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2010年10月14日 17:52

こんばんは。
私の知人の家なんですが、アドバイスをお願いしたく投稿させて頂きました。

すでに増築後の中古住宅を購入したのですが、最近大雨が降ると天井から雨漏りがするようになり、知人が全く分からないと言って、私に一回見てくれないかと言ってきました。

私は素人ですが点検口から覗くぐらいは出来るので、該当箇所の部屋の点検口から覗いてみたのですが、これが素人目にも分かるくらいいい加減で手抜き工事の典型かと思えるくらいの工事で驚きました。
※該当箇所の写真を添付します。

既存の壁から鉄骨で増築したようなのですが、接合部分が何ともいい加減すぎてあきれてしまいました。

以前のオーナーから雨漏りするとクレームがあったのか、接合部にウレタンフォームで雑で汚い補修がしてあり、それでも雨漏りするとわかっていたのか、補修する以前に施工時で雨漏りすることがわかっていたのか、どちらかは定かではありませんが、写真でわかるように接合部の真下にビニールで水が部屋に漏れないような対策が施されていました。

今現在の対策としては、大雨が降ったときにはビニールからオーバーフローの状態になるのでその時には点検口を開け、ウェット対応の掃除機にて吸水するということしか出来ません。

多少の雨では漏水しませんが、それでも天井裏では水が溜まっている状態ですので多少なりとも湿気が多く感じられ、その証拠に壁紙にカビが生えてしまっています。

このような状況で漏水を止める方法としてはどのような工事があり、それらは概算でいくらくらいかかるものなのでしょうか?

専門家の方のご教授お願い致します。

ちなみに現家主の購入は2年以上、前回の家主の増築から5年以上は経過しているとのことです。
画像 »



これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2010年10月14日 19:36

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

鉄骨造のようですね。
手抜きかどうかの判断はこれだけでは残念ながら判りません。実を言いますと内部からよりは、外部を拝見したかったです。いづれにしても「原因」が判りませんので「対処」も判断しかねます。よって、概算もご勘弁下さい。

ただ、、鉄骨造の増築の場合、設計者の立場で考える事は

1 どうやって、既存と増築の部分の構造を「分ける」か?
2 その上で、雨仕舞い(ようは水漏れ防止ですね)をどうするかの2点です

構造を分ける、、というのは意外かもしれませんが、どんな建物でも、増築した場合、既存部分と増築部分では「建物の動き方」が変わってしまいます。(専門的には固有周期と言います)異なった揺れ方をする2つをくっつけると、必ずその部分に無理がかかり、いろいろな問題が発生します。なんとなく想像つきますよね。その時に我々は「エキスパンジョイント(EXP-J)」という方法を取ります。拝見する限り、どうもその仕掛けが無いようでね。

EXP-Jも小規模の場合は省く場合もありますし、無いからと言って一概にNGとも言えません。

早めに専門の方に見ていただいてください。




myph

keily

所在地:千葉県
2010年10月15日 00:03

【2つの構造物では揺れ方が異なる】など、大変わかりやすい解説をして頂きありがとうございました。
外部は屋上テラスになっております。

また、エキスパンジョイントという方法があることを知り、今後役に立つように頭の隅に記憶しておこうと思います。

小生から信頼できる専門家に見て頂くよう勧めてみます。
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2010年10月16日 08:24

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

設計者様の立場、ではなく、言わせていただくと言うことで、

 私も、外部の状況がわからなければ、何も言えませんが、
写真でわかることで言えば、
まず、現場発泡ウレタンは「断熱材」であって「防水材」ではありません。
何を目的にしたウレタンなのかは、判断できないですね?

 外壁に背負わせただけで、繋いでいるようですね。
多少なりとも、既存部分を解体するなりして「飲み込ませた」施工が必要なのかもしれません。
 もしくは、「栃木さん」の言われるエキスパンションでのつなぎをするべきでしょう。私の経験で言えば、エキスパンションをしっかりすれば、その部分の防水をも含めて挙動に対応してくれます。

 既存外壁材の表面を伝わって、そのまま、水が入ってるようです。
外の部分がわからないので、断言は出来ませんが、水切り、コーキング、
その他の施工が無いのではないでしょうか?
 鉄骨屋根面と既存外壁面との「取り合い」を、板金とか、シート防水とか、
何かしらの防水施工が必要ですし、現況で、有るのなら、「補強」、「修繕」が必要でしょう。
少なくとも、現場発泡ウレタンを詰めるよりは、コーキングの方が、増だと思います。

 あくまでも、「写真で私が思ったこと」にとどめます。もう少し、データが欲しいですね。

 

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