[6435]アルミサッシの補助ロックが夏場にかけられなくなる
質問者:なおや / 最新の回答・ご意見者:医王山 / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:設備や内装一般 / 2013年02月19日 22:27
昨年の7月に新築で購入しました。アルミサッシの下部に補助ロックがついているのですが、シーソーのような構造になっていて、一方を押し込むと他方が浮き上がり、サッシの開口を制限することができます(他メーカーの図ですが、参考に添付しました)。
このロックが真夏日になると、浮き上がる途中でサッシ側面に引っ掛かり、本来の位置まで出っ張ることができないのですが、冬場は補助ロックとサッシの隙間が最小で2mmあったので、夏場はサッシが2mm以上変形していると思います。
それをメーカーに話すと「異常ではない」と言われながらも、サッシに追加工をして、通常2mmの隙間が5mmになるように補助ロックの位置を変更しました。
そのおかげで、ロックは夏でも機能するようになったとは思うのですが、変形の要因についてはわからないままになっています。
気温が関係しているようなので熱膨張が一因とは思いますが、日照条件が同様なサッシは他に5枚あり、それらでは気温による変形は見られません。
それに、気温による膨張は設計時に織り込み済で、ロックできなくなるほどの変形は異常ではないかと思うのですが、どのように思われますか?
また、原因が特定されていないのですが、メーカーからはこれ以上の調査をするつもりはないと言われています。
しかし、原因が特定されないと、他にも問題があるのではないかと不安で、できれば問題のサッシを別のものに交換して欲しいと思っているのですが、それをメーカーに頼むのは言いすぎでしょうか?
ご意見、よろしくお願い致します。
このロックが真夏日になると、浮き上がる途中でサッシ側面に引っ掛かり、本来の位置まで出っ張ることができないのですが、冬場は補助ロックとサッシの隙間が最小で2mmあったので、夏場はサッシが2mm以上変形していると思います。
それをメーカーに話すと「異常ではない」と言われながらも、サッシに追加工をして、通常2mmの隙間が5mmになるように補助ロックの位置を変更しました。
そのおかげで、ロックは夏でも機能するようになったとは思うのですが、変形の要因についてはわからないままになっています。
気温が関係しているようなので熱膨張が一因とは思いますが、日照条件が同様なサッシは他に5枚あり、それらでは気温による変形は見られません。
それに、気温による膨張は設計時に織り込み済で、ロックできなくなるほどの変形は異常ではないかと思うのですが、どのように思われますか?
また、原因が特定されていないのですが、メーカーからはこれ以上の調査をするつもりはないと言われています。
しかし、原因が特定されないと、他にも問題があるのではないかと不安で、できれば問題のサッシを別のものに交換して欲しいと思っているのですが、それをメーカーに頼むのは言いすぎでしょうか?
ご意見、よろしくお願い致します。
これまでの回答・ご意見数3件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者竹沢 正弘
瀬尾建設工業 株式会社
2013年02月21日 14:30
所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…
竹沢 正弘
瀬尾建設工業 株式会社
2013年02月22日 16:41
所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者医王山
所在地:滋賀県
2013年02月24日 18:19
URL:
家づくりの想い:
なおやさん
※平たく言えば、夏場に6枚中1枚のサッシだけが2mm以上変形する理由が知りたいのです。
素人考えですが、熱膨張係数から計算すると夏と冬での変形量の理論値は1mm程度ですし、そもそも同様の日照条件のサッシでは全く変形が見られません。同様の環境条件での比較ですので、環境による影響はほとんど無視できるとすると、それ以外で2mmの変形を引き起こす要因とは何か?が思いつきません。
A:多分熱要因以外は無いのではとおもいます。
目で見てもなかなか分かりません。
岩手県での冬場の気温は、分かりませんが、冬場のアルミ表面最低温度、夏場の表面最高温度差 又、使用しているサッシュの色により熱膨張率が多少違います。太陽光線を受けると気温より高くなります。
I社メーカー資料では、(アルミ手摺の資料ですが、)気温30度の時、冬場ー20度の場合
Sシルバー 表面温度 45℃ 温度差65度 1.56mm/m
Bブロンズ 〃 50℃ 〃 70度 1.65mm/m
C3ブラック 〃 55℃ 〃 75度 1.80mm/m
上記の温度条件で、検討します。
(シルバー、熱膨張率は、2.4/10ー5乗)メーカーにより多少異なるとおもいます。(色等が違います)
その条件で(色、固定(拘束等)に影響されます。幅や高さも温度によりの伸びます。拘束が無ければの条件です。
取り付け部分の木下地の拘束が無ければ、上記の伸びとなります。
他のサッシュも伸びていが、目だたないのでは??
初めからその1枚の補助ロックが調整してあれは、現象に気が付かなかったのでは?
と思います。
※平たく言えば、夏場に6枚中1枚のサッシだけが2mm以上変形する理由が知りたいのです。
素人考えですが、熱膨張係数から計算すると夏と冬での変形量の理論値は1mm程度ですし、そもそも同様の日照条件のサッシでは全く変形が見られません。同様の環境条件での比較ですので、環境による影響はほとんど無視できるとすると、それ以外で2mmの変形を引き起こす要因とは何か?が思いつきません。
A:多分熱要因以外は無いのではとおもいます。
目で見てもなかなか分かりません。
岩手県での冬場の気温は、分かりませんが、冬場のアルミ表面最低温度、夏場の表面最高温度差 又、使用しているサッシュの色により熱膨張率が多少違います。太陽光線を受けると気温より高くなります。
I社メーカー資料では、(アルミ手摺の資料ですが、)気温30度の時、冬場ー20度の場合
Sシルバー 表面温度 45℃ 温度差65度 1.56mm/m
Bブロンズ 〃 50℃ 〃 70度 1.65mm/m
C3ブラック 〃 55℃ 〃 75度 1.80mm/m
上記の温度条件で、検討します。
(シルバー、熱膨張率は、2.4/10ー5乗)メーカーにより多少異なるとおもいます。(色等が違います)
その条件で(色、固定(拘束等)に影響されます。幅や高さも温度によりの伸びます。拘束が無ければの条件です。
取り付け部分の木下地の拘束が無ければ、上記の伸びとなります。
他のサッシュも伸びていが、目だたないのでは??
初めからその1枚の補助ロックが調整してあれは、現象に気が付かなかったのでは?
と思います。
なおや
所在地:岩手県
2013年02月24日 22:19
医王山 中野企画様、お忙しいところ回答頂きありがとうございます。
ご指摘の通りに、補助ロックが調整されていれば全く気付きませんでしたし、今回のように気を揉む事はなかったと思います。
ただ、この補助ロックははめ殺しになっておりまして、一切調整が利かない構造になっていました。調整機構があれば、私もこの程度のバラつきは十分にありえて、調整ミスか組付けたときの調整を忘れたのだろうと解釈していたのですが。もちろん、クリアランスを大きめに取れば良いだけの話なので、メーカーさんの思想も十分にありだと思いますが、ギリギリ目狙いだったみたいですね。
補助サッシのクリアランスは、スケールで測定しているので正確ではありませんが、問題のもの以外は夏冬で0.5mm以下の差しかないです。なので、温度膨張による影響を受けないような工夫を何処かにしていて、問題のサッシだけ、ここが上手く機能していないのかと勝手に思っていましたが、温度要因以外は考えにくいのですね。
メーカーが来れば原因と対策はすぐに済むだろうと思っていたので、補助ロックのクリアランスしか寸法を確認していなかったのは手落ちでした。温度要因を念頭に、全体的に寸法や位置関係を確認してみたいと思います。
お忙しいところ特性値まで教えて頂き、ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
ご指摘の通りに、補助ロックが調整されていれば全く気付きませんでしたし、今回のように気を揉む事はなかったと思います。
ただ、この補助ロックははめ殺しになっておりまして、一切調整が利かない構造になっていました。調整機構があれば、私もこの程度のバラつきは十分にありえて、調整ミスか組付けたときの調整を忘れたのだろうと解釈していたのですが。もちろん、クリアランスを大きめに取れば良いだけの話なので、メーカーさんの思想も十分にありだと思いますが、ギリギリ目狙いだったみたいですね。
補助サッシのクリアランスは、スケールで測定しているので正確ではありませんが、問題のもの以外は夏冬で0.5mm以下の差しかないです。なので、温度膨張による影響を受けないような工夫を何処かにしていて、問題のサッシだけ、ここが上手く機能していないのかと勝手に思っていましたが、温度要因以外は考えにくいのですね。
メーカーが来れば原因と対策はすぐに済むだろうと思っていたので、補助ロックのクリアランスしか寸法を確認していなかったのは手落ちでした。温度要因を念頭に、全体的に寸法や位置関係を確認してみたいと思います。
お忙しいところ特性値まで教えて頂き、ありがとうございました。
参考にさせていただきます。