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[6512]妻梁の施工は、これで大丈夫ですか?

質問者:うさぎ / 最新の回答・ご意見者:うさぎ / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:構造・建材 / 2013年03月07日 09:51

現在、2階建て住宅を建築中ですが、少々気になるところがあるのでアドバイスお願いします。

妻切屋根の瓦葺の住宅です。通常妻梁は、1本のつながった木を使っていると思っていたのですが、上棟された我が家は変な接ぎ木がしてあります。
構造仕様書と使っている建材が違うので正確ではありませんが、見る限り柱は、全て4寸で土台のみ檜KD材で残りの柱は集成材を使い、小屋組みは4寸KD材、梁は120×150の集成材を使用しているようです。

うまく説明できないので参照図を見ていただきたいのですが、

黒細線:4寸集成材
黒太線:120×150集成材
茶色細線:4寸KD材

妻梁の両端は、太い集成材で中心のみ少し細いKD材になっています。
遠目でしか確認できなかったので、金具等は不明です。
金具等で留めてあれば、問題ない施工なのでしょうか?
それとも欠陥施工なのでしょうか?
ちなみに木材は、プレカットのようです。
プレカットなのに寸法合わせのような接ぎ木があるのも疑問に思っています。

現在、すでに構造用面材で覆われ、窓がついております。

画像 »

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うさぎ

所在地:秋田県
2013年03月07日 10:08

補足:構造仕様書では、土台4寸檜KD材、大引き3.5寸KD材、胴差・梁・桁120×150集成材、その他の柱(筋交、間柱、タル木除く)4寸集成材と記載されておりますが、実際は、大引き4寸?(碁盤の目状に敷かれたときのJASシール写真を撮ったものは4寸でした)集成材、小屋組みにKD材が施工されております。

工務に構造仕様書と違う木材が入ってることを伝えると構造仕様書が間違ってるとのことでした。施主は、何でチェックしたらよいのでしょうか・・・。

これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2013年03月07日 10:55

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

いろいろご苦心されて、状況をお知らせいただいているようで、、、ありがとうございます。

ただ、、残念ながら、いただいた情報では、「正確には」全く判断できません。

一般論としては、「有り得る事」ですね、、、としか申し上げられません。

残念ながら、現在の法体系では、あなた様のお宅規模の住宅の、梁や柱のサイズや組み方に関しては、「設計者の責任で行え」という前提で、確認申請にも添付の義務はありません(検討をしなくて良いという事ではありません)
現実はプレカット屋さんの作成した図面などに頼っているのが、実情です。
また、そのプレカット屋さんの計算スキルにも、差があるのも実情です。

秋田県ですと、積雪荷重なども細かく設定すべきと思いますし、不安があれば、「許容応力度計算」をしてください、、とお願いするか、それが出来る設計事務所さんなどに、費用負担してお願いしてみるのも、一つの方法かと思います。

サイズ不足の場合は、内装の石膏ボードなど貼る前でしたら、補強も可能です。

少なくとも、明らかに「おかしい」という印象は持ちませんでした。
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うさぎ

所在地:秋田県
2013年03月07日 11:26

早速のアドバイスありがとうございます。
ネットで上棟の画像を検索しても同じような画像がなかったので不安になり
相談させていただきました。「あり得る」ことなんですね。
家族で相談して不安が残るようであれば、「許容応力度計算」
お願いしてみようと思います。
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2013年03月07日 11:12

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 秋田の標準的な施工と、北海道のそれとは多少違うのでしょうが、
全国的な事として、「長尺材」の調達は困難なのは、変わらないと思います。
 昔々の建物の妻梁と言えば、長尺物で一本物の丸太梁で、あえて反った物を上に反った使い方で使ったものです。
が、現状は(予算は糸目を付けない・・というのでなければ)不可能でしょう。寺社の建築でもなければ、見られないかもしれません。

 長さが不明ですが、略図を見る限り 5間(2間+1間+2間)、九メーター間口だと思います。定尺が2間ものですので、こうなるものと思います。
 これを、適切な「継ぎ手」「金物」で施工される限りは、問題は無いと思いますし、現状はこれが標準的な施工でしょう。「欠陥」といわれる事は無いと思いますよ。
 プレカット・・であれば、二ヶ所の継ぎ手は、「かまつぎ」と言われる継ぎ手だと思います。
これも略図で読む限りは、通常でしょう。昔の大工さんなら、「台持ち継ぎ」かな?とは思いますが、今は金物をふんだんに使用しますので、問題は出ないと思います。

 構造仕様書・・・云々は、他の方々におまかせしますが、
私が見るところ、建て方、木組みから見て、問題は無いです。

myph

うさぎ

所在地:秋田県
2013年03月07日 11:47

早速のアドバイスありがとうございます。
間口約8mなのでほぼそのような間口になると思います。
継ぎ方、金具がしっかり施工されていれば標準的な施工ということで
安心しました。
構造仕様書の件や窓枠の取り付け高さが平面図と違っていたりと最近指摘が
続いて工務に聞きずらいなぁと思っていたところなのでよかったです。
近々構造立会なのでさらっと継ぎ方や金具について確認したいと思います。

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