少々、お答えし難い案件です。

ご心配の通り、かぶり厚さは重要ですし、基礎の配筋も大事です。
ただ、かと言って、かぶり厚が1ｍｍでも足りなければ、何か事態がが発生するという事でもありません。極端な話、かぶり厚が足りないからと言って、その鉄筋を切断してしまうようりは、「あった方が良い」と思います。

また、写真で拝見する限り、室内側でもありますし、ちゃんと発泡ウレタンで養生もしているようなので、私の所見としては、そんなに気に病む事はないと思いますよ。

また、立ち上がり巾が17ｃｍ、D16を使用している、、うんぬんから推測すると、「鉄骨造」の建物ではありませんか？そうなると、余程特殊な設計をしていない限り、最も大事な「基礎」「地中梁」は既に、地中に埋設されていますし、構造計算上も、ご心配の箇所については、普通「計算外」。極端に言えば、構造上は無くても良いコンクリートの壁という扱いをしていると推測します。

決して丁寧な仕事ではありませんが、かと言って、声高に責めたり、必要以上に心配されたりするような案件ではないと思います。

現場担当者に、「冷静」に確認されてみてはいかがでしょうか？