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[6635]ユニットバス周りの断熱について

質問者:金多豆蔵 / 最新の回答・ご意見者:金多豆蔵 / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2013年03月31日 16:33

はじめまして。
よろしくお願いいたします。

当方、築15年の木造在来工法2階建の建物になります。
家が密集しており、日当たりが期待できなかったため2階リビングとし、水周り(キッチン・風呂・洗面等)も併せて2階に上げております。
先日、夏場の2階の暑さ対策として、天井断熱材の増敷きを予定し、風呂に隣接する洗面天井の点検口から覗いたところ、ユニットバス周り(外壁・内壁側4面とも)に断熱材が入っていないことに気がつきました(写真1枚目の手前がユニットバス、奥側壁2面が外壁内側、写真2枚目の右側がユニットバス、左側壁がトイレとの仕切り壁)。
当時の図面を引っ張り出して確認したところ、外気に接する外壁内側、床(畳敷き部分は除く)、天井に断熱材を施工するとあり、これからすると明らかに施工漏れかと思われます。
一応、インターネットでも調べてみましたが、確かにその当時、大工によっては施工したり、しなかったり(風呂の湿気を考慮して・・・)というのがあったようですが、そもそもユニットバスからの湿気は考慮しない、風呂を外と見なすか、内と見なすかは別として、断熱は行うべき(断熱を切らさない)という結論に達しております。
施工業者には、電話で断熱材が入っていない旨伝えて、なぜかと聞いてみましたが、当時の担当は誰も残っておらず、対応された担当は、普通は断熱材を入れるが、当時なぜ入れなかったのかは、わからないとの回答でした。
一応会社の方には話してみるとのことで、連絡待ちの状態ですが、その担当の考えとしては、点検口から上に上がり、上からユニットバスと外壁のすきまに断熱材(グラスウールかスタイロか不明ですが・・・)入るだけ落とし込むしか方法がないんじゃないかと話しておりました。
確かに施工後の対応になりますので、施工業者担当の言う方法が現実的な方法かも知れませんが、恐らく気休め程度にしかならず、こちらとしては、外壁なり内壁なりを剥がして、きっちり入れてもらいたいところです。
風呂周りの断熱材の未施工だけが原因ではないのは承知しておりますが(他の家と比べることはできませんし、埼玉という地域もあるかと思いますが・・・)、現在の我が家は、とにかく夏は暑く、冬は寒いという印象です。
築15年の物件で瑕疵責任が問えるのかという問題もありまして(拡大解釈すると未施工ということは未完成物件故、補償期間は継続している・・・無理がありますね)。
この業者には、建築当初から要望とおりに施工していただけなかった箇所があったり、築2年程度から発生した2階リビング天井のクロスやぶれ(下地のボードの合せ目が開いてきたようです)と2階、1階の居室ドア上のクロスやぶれ(これも下地ボード)等、何度も対応をお願いいておりましたが、その度に担当が変わり、いい加減しびれを切らして築10年目に会社に怒鳴り込んで、無償で補修していただいた経緯があったり等であまり良いイメージは持っておりません。
長くなりましたが、一応(まだ業者が補修するかどうかはわかりませんが・・・)外壁なり内壁なりを剥がして施工してもらう方向で交渉を進めるつもりですが、仮に交渉が決裂し、壁は剥がせないとなった時に最適な断熱材後施工方法がありましたら教えていただければと思います。
併せて、築15年でこの要求は無理だろう・・・等、アドバイスいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
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これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2013年03月31日 18:44

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 写真、仕様・・・などから、明らかに必要な断熱をしていないものと思われます。
ただ、15年という期間は、やはりネックだと思います。
施工業者には、新築時の施工業者という「道義上の責任」は間違いなくありますが、それ以上のことは、拒否しようと思えば、できる?と思われます。

 それ以外にもいろいろと、新築時のことから「棚卸し」して文句を言うくらいなら、信頼できそうな他業者を探す方が「精神衛生上」良いのではないでしょうか?
 一応、新築時の業者ですし、直してくれるように言ってみて、あまり良い返事でなければ、きれいさっぱりと、手を引く方をおすすめします。

 外壁面と、天井面・・・・外部に面している部分はすべて「断熱材、気密材」で、箱にする。というイメージになっていることが、原則です。
 写真で、外壁側の壁の内部には断熱材がない。
 同じく、天井にも無い。・・・これは、問題でしょう・

 トイレとの仕切り壁は、「断熱」としての「断熱材」は、いりません。入れるとすれば、「吸音材」としてでしょう。・・・もちろん、いらない。と、入れたらだめ。とは違います。入れることは否定しません。

 実際の施工ですが、

 15年たてば、外壁材は相当に痛んでいると思いますが?
「外壁材の張り替え」のついでに、断熱材を入れる、補強する。という考えが、ベストな気がします。

 提案されたという工法は、あまり、おすすめできません。
隙間や、密度の不揃い、など、「自己満足」にしかなりません。
それくらいなら、最低限、ユニットバスの外壁だけでも?がして施工した方が、良いでしょう。

 蛇足ですが、「和室の床下」畳の下も断熱材は必要です。

 断熱気密に対するしっかりした意識と、知識を有する「施工業者」がお近くにいればいいのですが?
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金多豆蔵

所在地:埼玉県
2013年03月31日 19:33

竹沢様
早速のご回答、ありがとうございました。
UN天井の断熱について、点検口等の関係で入れないものかと勝手に解釈しておりましたが、確かに家全体をすっぽり包むという観点では必要ですし、他の方の質問をさっきまで見ていて「天井も断熱材いれなくていいの?」と疑問に思い、追加質問しようと思っていたところでした(恐らく天井に断熱があれば、壁断熱の施工漏れもわからなかったでしょう)。
また、畳下の断熱についても、こういうものかと漠然と思っておりましたが、必要とのことで・・・勉強してみます。
施工業者は地元ではそれなりに名前の知れた業者ですので、その良心にかけて交渉してみます。
前回の壁ひび割れの際に、だいぶ棚卸しして文句を言ったので、今回は・・・・言わないようにします。

先程、他の方の質問を見ていて、気流止めの施工について我が家は施工されているのか少々気になりましたので追加質問させていただいてもよろしいでしょうか。
UN周りがこのような状態ですので心配になりまして。
先ほどの写真を撮った際の別方向ですが、添付させていただきます。
気流止めの概念が15年前にあったのかどうかも不明です。
お忙しいところ誠に申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2013年03月31日 20:21

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 気流止め・・・の考えは、北海道では、15年前なら、当たり前になっていた。と思います。施工側への意識の浸透も、ほぼすんでいたと思っています。
 ただ、これが、南に向かってどの程度浸透していたか?は、不勉強ですみません。
 ちなみに、「畳の下に断熱無し」の考えは、北海道では、30年物の住宅でも、見られるか?否か?でしょう。
 断熱材をとにかく入れればいい。・・・・ということから、内部結露を気にしたり、気密に気を使うようになってからでも、20年そこそこかな?(現場浸透レベルでは)
 もちろん、研究者レベルでは、もっともっと前だとは思いますが。

 問題の気流止めですが、写真では、判断しづらいようです。
かろうじて、3枚目から・・・無さそうかな?と、見えるだけです。
 提案ですが、(断熱材そのものは)良い物を比較的きれいな敷き方をしているように見受けます。この上にまた、GW(グラスウール)でも良いのですが、狭い「点検口」からロール物のGWを入れるのは、至難の業でしょう。
 ブローイングウールと呼ばれる、吹き込み工法があります。それを上に吹き込めば、良いと思います。大きな「気流止め」の欠損はともかく、ちいさなものなら、そのまま隙間無く吹き込まれると思いますよ。

 これも、蛇足ですが、BW(ブローイングウール)の場合、
ユニットバスの天井・周りの壁・・・ともに、施工不備の原因になりやすいところです。
 UB天井と、ほかの天井との「高さの差」ここは、しっかりGWを立ち上げましょう。
 同じくUBと、壁との隙間、ここには、さっきの気流止めと同じように、BWが落ち込まないように、詰め込んでおく必要があります。

 もう一つ「へびの足」・・・・
 もし、確認してみて、本当に気流止めがなかった場合ですが、
適当な大きさの布団圧縮袋(座布団用とか)に、それに入る大きさでGWを入れて、圧縮して天井に持ち込めば、比較的楽です。
大きな物でなければ、さすがの狭い点検口でも、入るでしょう。
 
 
  
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金多豆蔵

所在地:埼玉県
2013年03月31日 21:04

竹沢様
度々のご回答、ありがとうございました。
気流止めの件、小屋裏・床下含めて、もう少し我が家を点検してみようかと思います。
また、ブローイングウールのご紹介、ありがとうございました。
狭い箇所の吹き込み等、施工について調べてみます。
布団圧縮袋での断熱材の持ち込み方法、自分で天井に増敷きする際は役立ちそうです。
参考にさせていただきます。
重ねてありがとうございました。

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