まず、一つ大きな誤解を解いておきます。
これは、「サイディング」ですよね？　であれば、当たり前の施工として、「通気層」が有るはずです。
　要は、この外壁材の裏側にまず、18mm程度の厚さで木材の下地が打たれているはずです。その空間を水分が下に流れ落ちてしまいます。
　キット、はんみさんが、問題視されているであろう、浸水されると濡れてしまう？「断熱材」「内壁材」などは、さらにその中になる、「透湿防水シート」の中に存在する順番になります。通常は即！浸水・・・はあり得ないのです。
　神経質になって、コーキングに固執しなくとも大丈夫です。

　次に

>「今はこの壁は釘で打たないよ」といわれました。

この部分ですが、「金具止め」が多くなっているのは事実のようです。たしかに、通常品の材料の厚さは、増えています。し、釘打ちは減っているのでしょうね。
　金具止めでも、釘打ちせねばならない場所も存在しますし、皆無にはなりません。

　この割れですが、必ずしも「釘」の場所ではなく割れていますし、私の目からは、不思議な割れ方（ヒビの方向やその軌跡）に見えます。
　コーキング以前にその原因の方が問題視します。・・・私は。
といっても、この写真だけでは原因の推測は無理でして・・・
施工業者なり、無責任なアドバイスでない「第三者の調査・アドバイス」を受けられることを、おすすめしておきます。
　たとえば、お近くの建築士会とか、ホームインスペクターの方とか？　

>あまり、神経質にならない方がいいのでしょうか？

　ヒビ、割れなどは、無いにこしたことはありません。塞ぐにこしたこともありません。
　ただ、神経質に何ものにも先だって「ふさがなければ、大変だ！」と言うことではありません。ということです。
　まかり間違って、「浸水」しても、とりあえずは、室内にまでは来ることは、少ないです。というニュアンスです。

　第三者によって、何か別の問題が見つからなければ、
もう１０年経過されるそうですので、「張り替え」も念頭に置いて「全面塗装」をされることをおすすめしておきます。その時点で、本格的にコーキングを打ち直しされたら、いかがでしょうか？