myph

[697]図面と違う基礎

質問者: / 最新の回答・ご意見者: / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2010年10月29日 00:12

【図面と違う基礎の対処法と話の進め方、及び工期延長による補償等について】

15坪のビルトインガレージ3階建てを建築中です。間口の中央に玄関、両サイドに一部屋、ガレージを予定していました。
ベタ基礎が終わり土台ができ、上棟間近ということで現場を見に行ったところ、ガレージになるべきところに、なぜか仕切り(他の土台と同じ高さ)がありました。これでは、車が入れないと担当に連絡したところ「構造上、必要のない部分に基礎の出がございました。図面を誤って解釈し、施工してしまったよう」との回答が来ました。

これから、この部分を取り除く施工法などの話し合いを予定していますが、通常ですとどのような対処法が取られるのでしょうか?
こちらは素人なので、悪く言えば簡便な方法やローコストでの対処を取られるのではないかと心配しています。
説明を受けたり、対処法を決定するにあたり、ポイントなる事がありましたら教えて下さい。

また、当初の予定では、12月中旬に引渡し予定となっていますが、基礎の間違いにより既に工事がストップしており、年末年始をまたぐのではないかと危惧しております。工期が延びてほしくない反面、しっかりとした対処もしてほしいのですが、もし工期が延びる場合の補償等はあるのでしょうか?(つなぎ融資の利息分や1月になることによる住宅減税への影響等等)

以上、宜しくお願い致します。

これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2010年10月29日 07:59

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

図面を拝見しておりませんし、Mさんの心情的な部分をあえて無視してお話しますと、、、技術的には、まぁ、それほど心配される事はないのかな?と思います。

ベタ基礎であれば、「地耐力」は通常充分な安全なだけ確保されていますので、「基礎の立ち上がり」を少々、解体撤去しても、それほど全体に影響が及ぶとは思えません。

工事遅延に関する違約金に関しては、普通の契約約款であれば、当然記載があると思いますが、施工会社の用意した契約書・約款だと、施工者に不利な事項は記載されていない可能性もあります。最後の最後に「法的な」トラブルに至る様であれば、「違約金」に関して請求は出来ますが、その手続きや交渉経緯は実際問題、Mさんにとってかなりハードとなり、また、結果としても、Mさんが想像するほど利するような状態まではいかないと思います。

変に間違いを誤魔化したりするような施工者では無い様ですし、悪意によることでもないみたいですね。妙に、法的なお話や補償などのお話を持ち出して紛糾、双方硬化、必要以上の工事中断されるより、できるだけ、双方、歩み寄り、何とか年度内に完成・引渡しを目指すのが得策のような気が、私はします。
myph

所在地:東京都
2010年10月30日 23:40

ありがとうございました。
長い目で見ればもちろん多少工期が延びても、しっかりとした対処が必要と思いますし、今後の関係も踏まえた対応に心がけます。
いただいたご意見を参考に、話し合いに臨みたいと思います。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者