地盤補強を行うためには、前もって地盤調査を行っているはずです。
その地盤調査結果に基づいて補強方法を決めますが、その際に地形や地質なども考慮されているのが常識です。

本件に地盤保険の記述はありませんが、地盤調査を行って地盤補強工事に殆どに地盤保険が付与されるからです。
稀な事案をの除いて建物が傾いたトラブルに対し、瑕疵保険の対象となるようになりました。

これらの事を思慮すると雨天に施工された地盤補強工事で出来上がる家には、万が一、憂慮すべき事態が発生したとしても為すべきことが為されていると云えそうです。
したがって本件においてはあまり心配をなさることは不必要だとも思われます。

時期的に住宅業界は、駆け込み需要などで資材購入や作業員不足に困窮している状況にあります。
大切な家づくりを成就させるには、施工工務店との信頼関係の構築が大切です。
工事施工の成り行きをチェックしつつも信頼関係の保持にも気遣いが必要と思われます。

福地さんのおっしゃっている事は、「保険」があるから、何かあっても大丈夫、、、といことなのですが、
別の見地から、、、技術的な立場から、あえて数字を羅列します。。。

一般的な住宅の場合、総重量は1000kN〜1500kN（100t〜150t）あります。
仮に大きめに考えて、1500kNとしましょうか。。
（ただし、これは「有り得ない」ほど、過大な設定です。家中で小錦があるいは白鵬が年中押しくらまんじゅうしているくらい、満員電車状態が未来永劫ずっと続く、、、荷重と設定しています）

柱状改良については、概ね35〜50本くらいでしょうか。。
ここは小さめに35本としましょう。
そうすると、1本あたり　約　42kN/本。。一本あたり4.2tの荷重に改良体が耐えられればOKになります。

ただしこれは「地盤の強さと家の荷重の関係」です。。
改良体そのももの強さは

＞コンクリート強度が６００ニュートン以上あるか検査しましょう。

単位がイマイチ正確ではなさそうです。。
数字が正しいとすると、600　kN/?　ではありませんか？
だいたい、1本の径は直径500mm程度ですから、
0.25×0.25×3.14＝0.2　?　（改良体の断面積）
仮に600kN/?　だとすると、600×0.2＝120　kN/本
（改良体1本あたり12t程度まで頑張れる）

但し、我々は安全側に考えて、1本あたり50kN〜60kNと仮定して計算しています。先ほどの　42kN/本と比べて、50kN/本　の方が大きいので「安全」と判断するのです。

仮に雨などで、改良体そのものの頑張れる力が落ちていたとしても、
本来120kN/本　程度あるものを　50kN/本　まで、低減して設計していますし、雨で耐力が半分以下になるとは考えられません。充分安全と思いますよ。実質ほぼ2〜3倍以上ですね。。

作業後はやはり、養生した方がいいとは思います。が、、、これくらい「安全率」を見込んでいます。。

すいません、、判りやすいか判りにくいか、、、(^_^;)
あえて、数字を羅列しました。

すいません。。機種依存文字で「？」になってますね。。

＞1本あたり　約　42kN/本。。

1500/35＝42.86　という計算です

＞数字が正しいとすると、600　kN/?　ではありませんか？

600kN/平米

＞0.25×0.25×3.14＝0.2　?　（改良体の断面積）

0.2平米

「？」を平米（平方メートル）に置換えてください