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[7254]壁体内通気

質問者:パンダ / 最新の回答・ご意見者:パンダ / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:工法 / 2013年07月29日 10:56

相談させてください。

現在、木造ハウスメーカー2社と競合し、契約まであと一歩まできています。
双方のハウスメーカーから、着工予定地が海から近いため塩害地仕様になると言われました。

その1つのハウスメーカーからは、塩害地仕様の場合、床下や壁体内に塩分を含んだ空気を取り込むことによる早期劣化のリスクを避けるため、通常ならば床下や壁体内に空気を取り込むスリットに、特殊なフィルム(?)のようなものを取り付けて通気を遮断すると言われました。

私は、壁体内結露によるカビの発生や、断熱性の低下、躯体の腐朽などが怖いため、床下換気&壁体内通気は必要と考えております。

もう1つのハウスメーカーは、金物類について防錆処理はしっかり行っているため、塩害地とはいえども通気を遮断する方が、後々のリスクは高いと言われており、どちらを信用したら良いものか正直判断ができない状態です。

これまでの経験などを踏まえて、アドバイスをいただけると幸いです。


これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2013年07月29日 17:19

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 あくまで「塩害地仕様」というものが、100%わかっている訳では無いのですが、

 通気を減らす。というのならば、「必要な通気を確保している。」という前提だと、思います。当然、遮断して「通気を無くする」事は、論外です。
 その上で、「特殊なフィルムを使用して、通気を管理する」と言うことであれば、現状の計算値、根拠値と、管理する計画値の相談ではないでしょうか?

 金物類の「防錆処理」も必要ですが、通気の方がまだ必要と、判断します。

 新築時の「防錆処理」「塩害対策」は、その後のメンテナンスの重要性を超えないと、思いますよ。
 最初にどんなにすばらしい「処理」「仕様」であっても、その後、パンダさんが、メンテナンスを怠れば、その処理のない家よりも先に、痛みます。
 メンテナンスフリーな住宅は、存在しません。

 定期的に「外壁・屋根などの水洗い」とか、表面のコーティングを兼ねての「早めの塗装」などが、最低限の事になりますが。
ちなみに「雨」が当たれば、洗われるだろう?」は、NGです。(って、釈迦に説法ですか?)

myph

パンダ

所在地:愛媛県
2013年07月29日 22:11

竹沢様、ご回答下さりありがとうございます。

やはり、通気は必要ですよね。

本日、ハウスメーカーから具体的な説明を受けました。

遮断という表現は営業担当者から聞かされたのですが、設計部署の責任者から、スリットに海塩粒子の侵入を抑える特殊なものを取り付けるため、通常仕様のものと比較して通気が少なくなる、といった説明がありました。

自分の中で納得が出来たので、契約に向けて本格的に検討していきたいと思います。


おっしゃる通りメンテナンスは重要ですよね!

せっかく建てる新築ですし、大事にしていきたいと思います。

ありがとうございました。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者