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[76]赤カビと匂いと室温

質問者:モンキー / 最新の回答・ご意見者:福地 脩悦 / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:結露と換気の問題 / 2010年07月01日 14:07

築1年半の2X4を昨年10月に購入し当初より2階トイレのカビの匂いをメーカーに指摘をしていたところ1ケ月余りで便器内がピンク色になりトイレメーカーに調べて頂いた所赤カビとわかりました。1回トイレには発生はしません。この梅雨時に入り1〜2週で除菌漂白をして対処していますが室温がたまらなく暑くなり換気扇窓開け等を行っていますがトイレに入れる状態ではなくなってきました。2階に上がる途中より灼熱とカビ化学薬品の様な匂いに悩まされています。屋根はガルバンで肩流れ北側五分の一ほどが少しの屋根裏があります。傾斜角は5度とのことです部屋にこもった熱を逃がす方法はありませんか。また、冬は暖房18畳200Vを2基動かしても温まらずファンヒーターを使用しました。そのため2階3部屋とも結露がひどくサッシ周りは涙状態でした。24時間換気も入っていますが、今の時期は夕方より2階全部屋扉を開けたままエアコンを16度にして急速冷房をしていますが28度になるのに4時間はかかります。ハウスメーカーに相談をしているのですが、他のお客様から同じような相談等がないためわからないとのことです。熱・臭いの原因は何でしょうか。どう調べればよいのでしょうか。日中2階の窓は全て開けてありますが

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アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2010年07月02日 10:12

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
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一階のトイレに異常がなくて二階トイレだけにカビが発生しているという事は、屋根断熱が不完全な典型的な事象だと思われます。
2×4工法は、木材の間に上部が屋根で断熱材を挟んで下部が天井面になる構造になっていると思われます。
この断熱材が薄かったり、充分な役割を果たしていないような施工などでは本件のような事象が見受けられる場合があります。
トイレ内の気温が異常に高くなるため、建材や内装材などの物性変化などで異臭を発っしているものと思われます。
結露現象も、暑すぎる現象も断熱材の不十分さが要因と思われます。
根本的な対策としては、断熱材を充分に補強する事です。
本文章だけで、屋根形状や構造を把握できないため施工法を断言出来ませんが、付加断熱などの対策を講ずるべきです。
新築物件ではないため、購入先の業者に保障を求めるにはかなりのハードルがあると思われますが、まずは付加断熱施工の相談をしてみましょう。
また、今後の事を考慮するとある程度の費用をかけても屋根断熱材のしっかりと補強工事が必要です。
省エネリフォームの補助金制度も調査してみてください。
夏の暑さや異臭対策、更には真冬の暖房の省エネ対策にも是非、断熱補強を検討すべきです。


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