音は空気振動と物体の振動で伝わります。
防音工事は本来は，この両方に対する対策が求められますが，前者に対する対策はともかく，後者に対する対策は現実にはかなり難しい部分があります。
お宅の場合の可能性の一つとしては，お隣の方は，防音工事をする前は，遠慮して，ピアノに振動を防ぐ為のインシュレーターなどを使用されていたのかもしれません。
これは，ピアノの足の下に敷く物で，振動を伝えにくくするものです。
基本はゴムなどの柔らかいものでできています。
その後，防音工事を行って，これは，主に空気振動に対する対策となりますが，隣の方も安心されて，インシュレーターを取ってしまったか，あるいは一般的な固い物に変えてしまったのかもしれません。
インシュレーターは固い方が，ピアノは安定しますし響きは良くなりますので，その可能性が考えられます。
隣の方は良識のある方だと思いますので，一度，訪問して，この経緯を説明して，その後その方をお宅にお招きして，実際に隣の子供さんがピアノを弾いているときの聞こえ方を体験してもらうといいかもしれませんね。
もしも，本格的な防音工事を行っておられるのであれば，再び，振動を防ぐインシュレーターに戻してもらえば，現象は改善されるかもしれません。
あるいは，もう一つの可能性としては，防音工事が外部に面する部分だけで，あなたのお宅との壁の部分に付いては工事がなされていないということも考えられます。
この場合は追加の工事をお願いすることになるかもしれませんが，いずれにしても，先に述べた方法で，お隣さんに現状を理解して頂くのが，解決の第一歩かなと思いました。

ぽぽぽぽさん

分譲マンションに10年住んでおります。

※最上階角部屋でこれまで騒音とは無縁だった・・・・・・・・
しかし、防音工事後になぜか以前より音が響くのです。・・・・くっきりはっきりと曲目までわかるほどに聞こえます。工事以前もピアノを弾かれてましたが、窓を閉めていればほぼ聞こえない状態でしたし、窓を開けていても特に不快になるほどの音ではありませんでした。
防音工事をしたお隣からの音ではないだろうと考え、どこからの音だろう？と思って窓を開けると聞こえません。しかし部屋に入ると聞こえます。以前は一番聞こえてた玄関外にでてもほぼ聞こえずかすかにわかるのみですので、外に対しての防音は成功してるのかな？と思うのですが、ただ、家の中で窓を閉め切ってるときだけかなりはっきり聞こえるのです。

Ａ：マンション（Ｍ）特性をご存じない方が、遮音対策をした様に感じます。
　　外部では、音が小さく感じるのであれば、知識不足の業者等と考えれれます。
　　隣の方に事情を話、防音工事の内容と範囲、防音材料の性能等や図面等があれば、ＵＰできませんか？

※防音工事の内容に詳しくないのでよくわかりませんが、こんなことってありますか？また、お子さんの足音なのか以前は全く気にならなかったのに、時折ドンドンとした重低音で響くことがあります。（←これはお子さんの成長に伴うものなのかもしれませんが・・・）

Ａ：お子さんの成長問題であれば、今までにも、小さな音量で聞こえていたはずです。
　　Ｍ防音工事は専門家でも難しい工事です。内容を理解していても難しい仕事です。
音のプロでも一部間違っている場合もあります。技術的に明確に確立されていない分野です。
・・・・・ありえます。

※・・・・管理人さんに言うのもはばかられます。
防音工事後に余計に音が響くといった事例があるのか教えていただけると助かります。また解決方法ってありますでしょうか？

Ａ：事例的なものは少ないと思います・・・・失敗例ですので・・・出てきません。

　　早い段階で、隣の方と話し対策をするか、元に戻すかした方が、良いと思います。
　　業者が責任回避する恐れが、あります。

又、管理人経由管理組合にも伝えたほうが、良いと思います。一般的に専有部工事も、構造体への影響や隣戸に影響がある為、床の張替え等も、本来マンションで決められた性能を有する材料とする為、理事会の承諾の上工事するのが一般的です。

隣の方と話した上で、理事会にも伝えたほうが良いと思います。
住民同士のトラブルとならないように・・・・・・

JQAというところの電磁環境試験所で電波測定を行っております。しかしかなり高額になると思います。部屋の中で機材揃えて妨害電波や音の測定してもらうとその方向と周波数、どんな音か特定できます。

また音関連でストＴＶでもでていた東京電機大のかたが有名です。測定器にかけた音声をどんな感情か判断したりできるところです。

また隣家がスピーカーを壁に付けて音出していると音がはっきり聞こえますよ。壁全体に伝わります。