お忙しいところ恐れ入ります。
2014年の5月引き渡しの新築物件ですが、すでに壁全体に碁盤目状の起伏、ラスカットの目地に沿って数か所クラックが発生しております。
施工業者に言わせると「問題はない」との事ですが、他の業者は「状態がひどい」という意見が大半です。
調べてみるとラスカットのトラブルは多く、最近ではラスカットを使用する業者は珍しいとも言われました。
過失の有無ですが、ラスカット自体、認定もされているし、それを使用する業者には責任がないという方もいらっしゃいます。施主にラスカットを使用する事を伝えてあるなら、施主の承認を得たために問題もないと言います。しかしながら結果、問題のある仕上がりの原因となったラスカットの選択責任は業者にはないのでしょうか?
でこぼこした壁の塗装の仕上がりに業者責任がないというのは納得がいきません。
施工はラスカットにファイバーメッシュ、モルタル、漆喰となっております。
既存のこの状態から今後も起伏の発生しないようにできるものでしょうか?
よろしくお願いします。
2014年の5月引き渡しの新築物件ですが、すでに壁全体に碁盤目状の起伏、ラスカットの目地に沿って数か所クラックが発生しております。
施工業者に言わせると「問題はない」との事ですが、他の業者は「状態がひどい」という意見が大半です。
調べてみるとラスカットのトラブルは多く、最近ではラスカットを使用する業者は珍しいとも言われました。
過失の有無ですが、ラスカット自体、認定もされているし、それを使用する業者には責任がないという方もいらっしゃいます。施主にラスカットを使用する事を伝えてあるなら、施主の承認を得たために問題もないと言います。しかしながら結果、問題のある仕上がりの原因となったラスカットの選択責任は業者にはないのでしょうか?
でこぼこした壁の塗装の仕上がりに業者責任がないというのは納得がいきません。
施工はラスカットにファイバーメッシュ、モルタル、漆喰となっております。
既存のこの状態から今後も起伏の発生しないようにできるものでしょうか?
よろしくお願いします。
ねこぜ
所在地:群馬県
2014年08月19日 16:17
これまでの回答・ご意見数3件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2014年08月17日 11:59
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2014年08月19日 08:53
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
まずほかのご質問から総合して外壁の話なんでしょうが、水切り、なんだか正面からの写真で分かりにくいですが、角度が90度過ぎる感じがします。もう少し既製の水切りって勾配がついていると思うんですが。それがどちらにしても、ジョリパッドなどとちがって漆喰は密着が弱いので、水切り上に定規でも入れて隙間を開けるべきだったと思います。通気工法なのかどうかわかりませんがじゃなくても。
亀の子状のクラックは漆喰の塗った直後、日差しが強かったり、風が強かったりして、漆喰の乾きが早くなってしまったためかもしれませんね。漆喰にクラックはつきもので、ある程度は仕方のない部分もありますが、亀の子状は直してもらえる範囲だと思います。一般的には。ただ、アフターメンテナンス保証書などにその分が記載されていないと、対応してくれない工務店もあるかもしれません。「?mm以上のクラックは修繕の必要あり。」みたいなことが決まっていたり。
雨樋は詰まっているか逆勾配であふれているので、はしごで覗いてもらって直してもらってください。
ラスカットがどうこうって話ですが、確かに新築工事でモルタル下地の外壁をラスカットで施工するのは少し古い感じはしますが、それ自体が何か手抜きをしたりだとか、不備の原因になっていることはないと思います。
碁盤の目状の起伏(ラスカットの模様が仕上りまで出ている?)はただ単に下地のモルタルが悪かったのでしょう。ラスカットに材料を塗ると、必ず材料が痩せて目が出るので、何度が塗ります。もしかしたら、ラスカットの上に塗ったモルタルが薄くて不陸が出たまま漆喰を塗ったんですかね。もう一度漆喰を塗れば直りそうですが。
ラスカットの目地に沿ってのクラックはラスカットの留付の不足か建物自体の剛性の不足が原因だと思います。これが起こると厄介なんですよね。クラックの上にファイバーメッシュを乗っけてもうひと塗り漆喰を乗せて直ればいいですが、ちょっと望みは薄いです。
総合的に、どれも強制的に「直して!」と言っても、必ずしも直さないと裁判沙汰になるとか、どうこうってことじゃないので、うまく工務店さんと話し合って妥協点を見つけるしかないと思います。工務店さんの技術がそれまでだった、それを信用して仕事を頼んだ。ラスカットが原因じゃないかってあとから言うのは無しですよ。どうしても納得できなければ言えることとしたら、ラスカットの施工要領通りに実際にちゃんとやったか、施工写真を求めるくらいですかね。
亀の子状のクラックは漆喰の塗った直後、日差しが強かったり、風が強かったりして、漆喰の乾きが早くなってしまったためかもしれませんね。漆喰にクラックはつきもので、ある程度は仕方のない部分もありますが、亀の子状は直してもらえる範囲だと思います。一般的には。ただ、アフターメンテナンス保証書などにその分が記載されていないと、対応してくれない工務店もあるかもしれません。「?mm以上のクラックは修繕の必要あり。」みたいなことが決まっていたり。
雨樋は詰まっているか逆勾配であふれているので、はしごで覗いてもらって直してもらってください。
ラスカットがどうこうって話ですが、確かに新築工事でモルタル下地の外壁をラスカットで施工するのは少し古い感じはしますが、それ自体が何か手抜きをしたりだとか、不備の原因になっていることはないと思います。
碁盤の目状の起伏(ラスカットの模様が仕上りまで出ている?)はただ単に下地のモルタルが悪かったのでしょう。ラスカットに材料を塗ると、必ず材料が痩せて目が出るので、何度が塗ります。もしかしたら、ラスカットの上に塗ったモルタルが薄くて不陸が出たまま漆喰を塗ったんですかね。もう一度漆喰を塗れば直りそうですが。
ラスカットの目地に沿ってのクラックはラスカットの留付の不足か建物自体の剛性の不足が原因だと思います。これが起こると厄介なんですよね。クラックの上にファイバーメッシュを乗っけてもうひと塗り漆喰を乗せて直ればいいですが、ちょっと望みは薄いです。
総合的に、どれも強制的に「直して!」と言っても、必ずしも直さないと裁判沙汰になるとか、どうこうってことじゃないので、うまく工務店さんと話し合って妥協点を見つけるしかないと思います。工務店さんの技術がそれまでだった、それを信用して仕事を頼んだ。ラスカットが原因じゃないかってあとから言うのは無しですよ。どうしても納得できなければ言えることとしたら、ラスカットの施工要領通りに実際にちゃんとやったか、施工写真を求めるくらいですかね。
ねこぜ
所在地:群馬県
2014年08月19日 16:33
現場監督Aさま
ご回答ありがとうございます。
アフターメンテナンス保証書、ありません。行程管理表もありませんでした。引き渡し時に施主検査もありません。引き渡しも8か月遅れました。
実際に今もめております。
写真を添付しましたが、これは補修工事後の画像です。再補修のノウハウが頼んでいる工務店にはないようです。
ラスカットの施工写真もありませんので、現在ラスカットメーカーに問い合わせ中です。
ご回答ありがとうございます。
アフターメンテナンス保証書、ありません。行程管理表もありませんでした。引き渡し時に施主検査もありません。引き渡しも8か月遅れました。
実際に今もめております。
写真を添付しましたが、これは補修工事後の画像です。再補修のノウハウが頼んでいる工務店にはないようです。
ラスカットの施工写真もありませんので、現在ラスカットメーカーに問い合わせ中です。
現場監督A
所在地:東京都
2014年08月20日 11:47
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
写真拝見しました。補修工事後の写真ということはまた補修後にひびが入ってしまったということですよね。ラスカットの継ぎ手のクラックだと思われますよね。そうしたらあくまで推測されることですが、ラスカットを貼る際の下地木材の寸法・間隔、留め付ける釘の種類・間隔、そもそも継手に専用コーキングが施してあるかどうか。等、施工要領通りに施工されていない可能性が強いんじゃないでしょうか。
補修工事ってどういう内容だったのかわかりませんが、写真がなければ壊してみるしかわかりませんね。それじゃその費用はだれが負担するのか。仮に上記の不備があったとした時に、それを直すには張替えしかありません。これを行うには工務店も相当な覚悟が必要です。最悪の可能性として、ラスカットを使用する場合にその下に防水紙を施工する場合と施工しない場合があります。後者の場合、ひび割れはそのまま雨漏りを意味しますから事態は深刻となります。
ひとつわかることはクラックの原因がわかっていないこと。補修しても直ってないのですから。しっかりと原因究明をしてもらってください。メーカーは当然自分の商品に不備はないことを確認したいですから、やっぱり「施工はちゃんとされているのか」を確認したいと思います。そこに写真も何もないとやはり迷宮入りでしょうね。クラックを見た際にこれまでの事例の中で原因と推測されることは予想がつくかもしれません。例えば意外な確認方法として、出荷証明をもらうということもできます。ラスカットは出荷されているが、専用コーキングは出荷されていなければ出荷証明は出ません。そんな確認方法もありそうです。ただこの辺は工務店への不信をあらわにしてしまうので最終手段です。
大変な問題ですが、円満に解決して安心してお住まいになれることは強く願っております。
補修工事ってどういう内容だったのかわかりませんが、写真がなければ壊してみるしかわかりませんね。それじゃその費用はだれが負担するのか。仮に上記の不備があったとした時に、それを直すには張替えしかありません。これを行うには工務店も相当な覚悟が必要です。最悪の可能性として、ラスカットを使用する場合にその下に防水紙を施工する場合と施工しない場合があります。後者の場合、ひび割れはそのまま雨漏りを意味しますから事態は深刻となります。
ひとつわかることはクラックの原因がわかっていないこと。補修しても直ってないのですから。しっかりと原因究明をしてもらってください。メーカーは当然自分の商品に不備はないことを確認したいですから、やっぱり「施工はちゃんとされているのか」を確認したいと思います。そこに写真も何もないとやはり迷宮入りでしょうね。クラックを見た際にこれまでの事例の中で原因と推測されることは予想がつくかもしれません。例えば意外な確認方法として、出荷証明をもらうということもできます。ラスカットは出荷されているが、専用コーキングは出荷されていなければ出荷証明は出ません。そんな確認方法もありそうです。ただこの辺は工務店への不信をあらわにしてしまうので最終手段です。
大変な問題ですが、円満に解決して安心してお住まいになれることは強く願っております。