よろしくお願いいたします。
先日、基礎コンクリまで出来上がった所で現場をみにいきました。
立ち上り部に複数のクラックを見つけたので、業者に質問したところ、「表面だけのヘアークラックだから大丈夫」とのことだったのですが、翌日、心配になって(ジャンカ・気泡の穴埋め)補修に立ち会っていた現場監督に何度も尋ねた所、「ほんとに表面だけですから、ちょっとだけなぞってみてお見せします(気泡の穴埋めのときにいっしょにモルタルで埋めてしまうから表面だけ削るなら大丈夫)」とのことで表面から5ミリ位をサンダーで薄くなぞってみたところ、表面だけでなく奥までひび割れていることがわかりました。
・(1)アンカーボルト(インナー車庫と玄関との間にある立ち上がり部に設置されているもの)の直下と、(2)立ち上がり部の水平方向に生じているクラックです。
・いずれも表面はせいぜい0.2ミリ程のクラックですが、奥になるとクラック幅が広がっています。
・2,3センチ以上掘り進めましたが、さらに深くまで割れているようで、おそらく(1)のクラックは立ち上がり部の表から裏まで貫通し、スラブ面近くまで達しているようです。(2)の水平方向のクラックは貫通していなくても半分以上の深さまでひび割れているように思われ、しかも(2)は軸方向に長い(1メートル以上)クラックなので心配しています。
・さいしょは表面だけのクラックであることを確認するために薄く削るだけでとめたかったのですが、クラックが深いことがわかり、さらに掘り進め(そんなに深く掘って大丈夫かと聞いたのですが、強度のあるモルタルで埋めるから大丈夫と現場監督に言われて)、最終的に(1)(2)とも2,3センチの深さまで掘ってしまいました。そこでさすがに心配なので工務店の別の人(構造課の社員)に電話して聞いたところ、掘らない方がよいとのことで、そこでストップしました。
写真は(1)のハツる前と後の写真、(2)のハツった後の写真です。
構造クラックかどうかを確認するには掘り進めなければならないのでしょうけれど、現場監督の言葉を信じて深く掘ってしまったことも、問題かもしれず、もっと慎重にすべきだったと深く後悔しています。
●質問したいことは次のようなことです。
(A)クラック確認はもっと徹底的にやって(もっと掘り進める)補修するべきか?
(B)その場合の補修方法は? 鉄筋がでるまではつって部分的に基礎を作り直す? スラブだけ残して立ち上がり部全体をやり直す? など?
(C)この程度のクラックなら大したことがないので、強度のあるモルタル補修でおわらせるべきか?
(B)になった場合と(C)になった場合とで、最終的にどちらが基礎の強度・耐力を失わずにすむのでしょうか?
なお、
・建物は2×4の3階建・塔屋階あり(東京都内)。
・べた基礎で、1階天井高を確保するため、基礎が十数センチほど通常より下の位置になっています(説明がわかりにくくすみません)。
・立ち上がり部のコンクリの幅は12センチです。
・ジャンカと気泡は指摘後、工務店の好意で補修することになったのですが、接着プライマーの塗布後、防水モルタルを塗る、という内容でした。
明日9月26日(金)に業者と私たちとが現場で会う予定になっており、週末の土日にも話し合いたいと思っています。
基礎や構造にお詳しい方からのアドバイスや情報や、他の現場で同じようなトラブルがあったときはこうした、など、何でも参考になることをお聞きしたいと切に思っています。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
先日、基礎コンクリまで出来上がった所で現場をみにいきました。
立ち上り部に複数のクラックを見つけたので、業者に質問したところ、「表面だけのヘアークラックだから大丈夫」とのことだったのですが、翌日、心配になって(ジャンカ・気泡の穴埋め)補修に立ち会っていた現場監督に何度も尋ねた所、「ほんとに表面だけですから、ちょっとだけなぞってみてお見せします(気泡の穴埋めのときにいっしょにモルタルで埋めてしまうから表面だけ削るなら大丈夫)」とのことで表面から5ミリ位をサンダーで薄くなぞってみたところ、表面だけでなく奥までひび割れていることがわかりました。
・(1)アンカーボルト(インナー車庫と玄関との間にある立ち上がり部に設置されているもの)の直下と、(2)立ち上がり部の水平方向に生じているクラックです。
・いずれも表面はせいぜい0.2ミリ程のクラックですが、奥になるとクラック幅が広がっています。
・2,3センチ以上掘り進めましたが、さらに深くまで割れているようで、おそらく(1)のクラックは立ち上がり部の表から裏まで貫通し、スラブ面近くまで達しているようです。(2)の水平方向のクラックは貫通していなくても半分以上の深さまでひび割れているように思われ、しかも(2)は軸方向に長い(1メートル以上)クラックなので心配しています。
・さいしょは表面だけのクラックであることを確認するために薄く削るだけでとめたかったのですが、クラックが深いことがわかり、さらに掘り進め(そんなに深く掘って大丈夫かと聞いたのですが、強度のあるモルタルで埋めるから大丈夫と現場監督に言われて)、最終的に(1)(2)とも2,3センチの深さまで掘ってしまいました。そこでさすがに心配なので工務店の別の人(構造課の社員)に電話して聞いたところ、掘らない方がよいとのことで、そこでストップしました。
写真は(1)のハツる前と後の写真、(2)のハツった後の写真です。
構造クラックかどうかを確認するには掘り進めなければならないのでしょうけれど、現場監督の言葉を信じて深く掘ってしまったことも、問題かもしれず、もっと慎重にすべきだったと深く後悔しています。
●質問したいことは次のようなことです。
(A)クラック確認はもっと徹底的にやって(もっと掘り進める)補修するべきか?
(B)その場合の補修方法は? 鉄筋がでるまではつって部分的に基礎を作り直す? スラブだけ残して立ち上がり部全体をやり直す? など?
(C)この程度のクラックなら大したことがないので、強度のあるモルタル補修でおわらせるべきか?
(B)になった場合と(C)になった場合とで、最終的にどちらが基礎の強度・耐力を失わずにすむのでしょうか?
なお、
・建物は2×4の3階建・塔屋階あり(東京都内)。
・べた基礎で、1階天井高を確保するため、基礎が十数センチほど通常より下の位置になっています(説明がわかりにくくすみません)。
・立ち上がり部のコンクリの幅は12センチです。
・ジャンカと気泡は指摘後、工務店の好意で補修することになったのですが、接着プライマーの塗布後、防水モルタルを塗る、という内容でした。
明日9月26日(金)に業者と私たちとが現場で会う予定になっており、週末の土日にも話し合いたいと思っています。
基礎や構造にお詳しい方からのアドバイスや情報や、他の現場で同じようなトラブルがあったときはこうした、など、何でも参考になることをお聞きしたいと切に思っています。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
sei
所在地:東京都
2014年09月25日 10:42
sei
所在地:東京都
2014年09月25日 10:44
sei
所在地:東京都
2014年09月25日 10:46
これまでの回答・ご意見数2件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2014年09月25日 19:34
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2014年09月25日 22:09
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
まずひびの大きさとしては写真で見るとケッコウ目立って見えますが、0.2mm程度ならほぼ心配のないレベルだと個人的には思いますよ。コンクリートを打ったばかりではまだ十分の強度が発現していないと思われるので、その段階でサンダーを使った処理でよりダメージが大きくなった感じがしますね。構造クラックなのでしょうか?基礎工事中で強度が出ていないにしても、上に荷重が載っている状態でもなく、コンクリートの自重だけで構造クラックが発生するとは思えません。このくらいの日々を気にするのであれば、スラブと立ち上がりの打ち継ぎ部分の方が一体感はなくなってきます。サンダーで削るのは余計な作業だったのかなーと私だったら思います。ただ、施主のご要望によく対応してくれる監督さんですね。その辺は価値観の違いのレベルだと思われます。ジャンカも多めですが、大きなジャンカは見当たらないので、補修しなくてもいいレベルだと思います。良心的だと思います。
ジャンカの補修はモルタル補修でも良いと思うのですが、(接着剤まで使って丁寧ですね)ひび割れの補修はなんだかそれじゃ気になりますね。栃木様もおっしゃるとおり許容耐力としては十分かもしれませんが、そこから水が入ってしまえば鉄筋は錆びてしまい大幅に耐力は低下してしまいます。サンダーで広げてしまっているのもあるので、せめてカチオン系のモルタル等を充填し接着した上でモルタル補修くらいはしたいと思います。さらに最後に化粧モルタルを全体的に施工すれば安心できると思うのですが。
(A)やめたほうが良いと思います。
(B)鉄筋がでるまではつるのは、鉄筋や骨材が見えるほどの大きなジャンカがあったり凍結したりとそのコンクリートそのものに欠陥が見られる時です。
(C)上記のとおりです。
まだ建築中ですが、補修後ひび割れが発生していないか。完成後も含めて、ひび割れが再度発生した場合も、その進行がないかどうか、クラックスケールなどで計測を定期的に行うのが賢明だと思います。
ジャンカの補修はモルタル補修でも良いと思うのですが、(接着剤まで使って丁寧ですね)ひび割れの補修はなんだかそれじゃ気になりますね。栃木様もおっしゃるとおり許容耐力としては十分かもしれませんが、そこから水が入ってしまえば鉄筋は錆びてしまい大幅に耐力は低下してしまいます。サンダーで広げてしまっているのもあるので、せめてカチオン系のモルタル等を充填し接着した上でモルタル補修くらいはしたいと思います。さらに最後に化粧モルタルを全体的に施工すれば安心できると思うのですが。
(A)やめたほうが良いと思います。
(B)鉄筋がでるまではつるのは、鉄筋や骨材が見えるほどの大きなジャンカがあったり凍結したりとそのコンクリートそのものに欠陥が見られる時です。
(C)上記のとおりです。
まだ建築中ですが、補修後ひび割れが発生していないか。完成後も含めて、ひび割れが再度発生した場合も、その進行がないかどうか、クラックスケールなどで計測を定期的に行うのが賢明だと思います。