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[9275]地盤改良の必要性について

質問者:Cozy / 最新の回答・ご意見者:Cozy / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:その他 / 2014年10月31日 17:38

新設のRC駐車場付の土地(25坪)を購入し、契約した工務店と木造在来工法での新築準備を進めております。工務店を通し、地盤調査を行ったところ、表面波探査専門業者から7mの鋼管杭での地盤改良が必要とのアドバイスがありました。
工務店が再確認したところ、セメントミルク注入による表層改良工事でも大丈夫との見解に変わりました。

土地は道路面にRC駐車場と外階段があり、階段を上がった奥側は土のまま、
手前(道路)側は駐車場の天井部分のコンクリートスラブで、駐車場と土の
境目付近は駐車場建設時に一度掘られているため盛土になっています。


調査結果では、「表層部から深度0.8m付近まで地耐力20kN/?を満たしていない地盤が見受けられる。それ以遠の地盤は、地耐力30KN/?を満たした地盤が続いていると思われる。」また、「表層部付近の地耐力にややバラツキが見られ、
バランスの悪い地盤となっている。」との報告がありました。

調査会社担当者に直接伺ったところ、バランスが悪い理由は沈下量の合計が
1か所のみ他の4か所の半分以下の数値が出ているため、予想最大傾き(rad)が2.0/1000と通常より高く出ており、不同沈下の懸念があるかもしれないとの事でした。

調査地情報としては、微地形区分:台地・南方向800m付近に河川あり。
洪積層:洪積層 ローム

区役所の同地点のボーリング柱状図では深度5.4m?は粘土質の中位?堅い
となっていました。


また、駐車場建設時のスエーデン式サウンディング方式の調査報告書と、
同じ調査方法で工務店が追加調査を行った報告書もありますが、見方がよくわかりません。(車庫部分の支持地盤は設計地耐力50kN/?とあります。)



当初の鋼管杭から何の説明もなくすぐに表面改良に変わったため不安になり、
構造設計の建築士と設計事務所経営の建築士お二人に報告書を見ていただいたところ、「GL?1mで31?113kN/?の地耐力が出ているのであれば、
特に地盤改良をしなくてもベタ基礎で大丈夫だろう。」との事でした。


構造の専門の方からは、そもそも駐車場部分が基礎になるならば、奥を鋼管杭に
すると基礎が混構造となるのでよほどの事情がない限り行わないものだ。
駐車場の壁(擁壁)に接する盛土部分に地耐力は全くないため、
駐車場部分のスラブと盛土より奥の基礎をつなぎベタ基礎にしておけば
地盤改良しなくてもよいと伺いました。

もうお1人の建築家のアドバイスも、盛土部分の幅1250?と奥に予定している半地下のベタ基礎(GL-965?)とをつなぎ、砂利転圧しておけば10万円程でできるのではないかとのお話です。

一方、工務店からの地盤改良費用見積りは103万円で、内訳としては
注入工事70万円・周囲の砕石工事30万円との事。
(平面積26?・対象土量39?・注入量3,120?)
(改良深度GL?0.3mからGL-3.0m 平均改良長 1.5m・改良率8%)

工事費用については、地盤調査前にセメントミルクで70万円ほどと担当営業マンから聞いていたことを伝えたところ、[高すぎるので施工業者に負けさせましょう。」と営業部長より前回の打ち合わせで言われております。

明日の打ち合わせで、地盤改良についての決断を迫られそうですが、
素人のにわか勉強のため判断がつきません。
このようなケースで地盤改良は必要でしょうか?
押さえておくべきポイントやチェックポイント等ありましたら、ご教授お願いいたします。







これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2014年11月02日 10:59

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

敷地地盤は、地盤の軟弱性、地層平行率、地下土質、地下水面位などを加味して地盤補強の有無や地盤補強の仕方を精査致します。
出来た家に傾くなどの事象が発生した場合、最終的に建築した建造物に責任を負うべき対象者は、建築施工者であるのが普通です。

そのため、施工業者が地盤調査の査定仕様書に基づいた地盤補強を行った場合は、地盤保証会社が、5000万円(保証業者によって異なるが)の地盤保証を付与するのが通常化しています。
地盤に問題がありそうな場合は、この保証を担保するため表面探査法式やスエーデン式サウンディング方式など、あらゆる調査手法を施行します。
試験方法はそれぞれが得意分野が異なるため、総合的な情報に基づいて地盤調査方法を決定致します。

お医者さんがレントゲンや聴診器などで診断して治療法を確定するように、地盤診断の専門家が高額となる地盤保証に足りる地盤補強方法の仕様書を作成するのが通常です。
地盤調査結果のデータは、素人が見ても殆ど判断出来ませんが場合によって、全く地盤補強を行ずとも地盤保証(地盤調査と地盤保証が一緒になっている場合が多い)を行う案件も少なくありません。

本件では、不動沈下などの事象が発生した場合の、地盤保証を確実に担保できる手法を採用するよう、強く施工業者に促すことが先決であると思われます。

myph

Cozy

所在地:東京都
2014年11月10日 00:26

福地様・現場監督A様 

ご回答ありがとうございます。本日、気づきました。
貴重なお時間をお取りしましたのに、お礼が大変遅くなり、申し訳ありません。
また、まとめての返信で失礼いたします。


その後、地盤調査会社の担当者から直接説明を受け、工務店からは施主判断で
地盤改良をしない場合は、免責の一筆を入れてほしいと言われております。

地盤調査会社が高額な地盤保証を負うため、慎重な評価になるようですね。
工務店の話では、依頼した調査会社は特に慎重な評価が出やすいようですが、
その事情は理解できました。


説明では、地盤改良を勧める理由は福地様の言われる地層平行率の1点のみで、深度1メートルで地耐力が113出ている地点がある一方、その周辺が43・48と
バラツキがあるため、地層がうねっていると推測される。地中に水のルートができることが心配と言うことでした。

さらに2メートル下がる(深度3メートル)とローム層と思われ、調査5か所どのスポットも地耐力115?164と堅く安定した地盤です。
もし地盤改良が必要とされる地耐力30未満の箇所が1か所でもあれば、納得ができるのですが、過剰工事のように思え、どうしたものか検討中です。

また、工務店からの工事見積もりの中には、表層改良費用の他、口頭でひと言だけ「土を砕石に変えることになりました。」と報告されていた部分の地盤改良費用も
記載は全くないのに含まれていたことがつい最近、判り、明細を出してもらっているところですので、その結果を見ながら、慎重に決めたいと思っております。

現場監督A様の第三者的な地盤保証期間についても気になっておりましたので、
調べてみます。

ありがとうございました。



※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

現場監督A

所在地:東京都
2014年11月02日 18:28

URL:
家づくりの想い:現場監督歴15年。アフターも…

回答が間に合っていないかもしれませんが。

建物の保証は建築する工務店が行うもので、地盤に対しても本来工務店が保証をします。そのために綿密に調査をしその判断を行うわけですが、通常、地盤改良工事の業者が地盤調査を行うことが多く、リスクを考えればより頑強な地盤改良をした方がリスクヘッジできます。このような体質を抱えつつ、やはり判断するのは工務店なので無関係な専門家の地盤改良が必要ないとか具体的にどのようにすべきかという意見は参考にはなっても現実的ではありません。その意見に責任がないからです。
同様の理由で施主が地盤に対して何か判断をするというようなこともないと思います。

どうしても工務店の判断に不安が残るようであれば、第三者的な地盤保証を行う機関がありますので、そのようなところを利用するのも一つの手です。その場合その機関が地盤保証を行います。
myph

Cozy

所在地:東京都
2014年11月10日 00:28

現場監督A様

不慣れなものでお礼が上の方のコメントについてしまいました。
申し訳ありませんが、そちらをご覧ください。