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[9404]屋根断熱

質問者:あースティック / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:6件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2014年12月03日 14:31

沖縄で木造平屋です。屋根断熱をお願いしたらたるみ、隙間、ひどいのは垂れ下がり中の繊維がでてるのもありました。屋根断熱施工はこのようなやり方いいのですか?屋根断熱なので換気口もありませんと言われ壁から換気するので大丈夫との事です。
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これまでの回答・ご意見数6

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2014年12月03日 19:20

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

仕様に関しては、既にご契約されているのでしょうし、今更、どうのこうのは、設計者のお考え、ご予算なども関係しますのであえて触れません。

ただ、、少なくとも北海道の「断熱」という考え方で言えば、及第点は差し上げられませんし、このレベルの施工は、ある意味「珍しい」部類です。
施工法に慣れていらっしゃらないという事もあるのでしょうね。

もう少し、「丁寧に」するのは、今からでも間に合うのではないでしょうか?

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飯田 均

屋根サポートいいだ
2014年12月03日 20:16

所在地:北海道旭川市春光4条8丁目11-13
URL:http://sites.google.com/site/yanespptiida/
PR:- 雨漏り・すが漏り・雨だれ…

「木造住宅工事仕様書」に工事の図解と説明が乗っています。
断熱工事の中に、天井・屋根断熱施工例の図解と説明。
小屋裏換気の部分に屋根断熱とする場合の注意事項とあります。
専門書でありますが、一般ユーザーにも十分にご理解いただけます。
図書館にもありますが、購入されても1500円位かと、ネットでも検索できます。
図解等である程度理解してから、工事店と改善策を話し合われてはいかがでしょうか。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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クラビア

所在地:新潟県
2014年12月03日 17:38

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

写真の上下縦横が良く分かりませんでしたが、かなり大雑把な工事がなされている部分もありそうですね。
沖縄ですと、夏の暑さ対策をお考えだったでしょうか。
そうですと、断熱も大切ですが、遮熱対策が重要だったかなと思います。
写真では遮熱対策が施されているのかどうかが分かりませんでした。
ところで、新築でしたか、それともリフォームでしたか。
新築ですと、効果的な遮熱方法があったのですが、いずれにしても、現状では難しいでしょうかね。
取り敢えず、今後できることとしては、まず、断熱材の施工の怪しげなことろを、丁寧に修復してもらうことが大切かと思います。
天井面の断熱ですと、できるだけ隙間無く断熱することが大切です。
次に、もしも屋根が金属屋根でしたら、遮熱塗料を塗布して、直射日光の赤外線成分を反射してしまうと効果的だと思いました。
妻部分の換気口はあるに越したことはありませんが、現実にはさほど効果はありません。
屋根全面で通気する工法は、遮熱の面ではとても効果的ですが、今からそれを採用するのは難しいと思いますので、取り敢えず先の提案を述べさせて頂きました。
あと、天井の上面にアルミ蒸着シートを隙間無く敷き詰めますと、遮熱効果をある程度期待できると思います。
アルミ蒸着シートはホームセンターで、農業用シートとして安価に市販されていますので、ご自分でされるか、あるいは工務店に相談なさって下さい。
断熱材の袋がそうなっている場合もありますが、写真ではそうなっていないようでしたので、ご提案申し上げました。
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クラビア

所在地:新潟県
2014年12月05日 04:33

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

ふと思いましたが、天井断熱にしないで、屋根断熱にされたのは、何か理由がおありでしたか。
天井空間を利用しないのであれば、天井断熱にされるほうが、施工が容易であった様に思いましたが。
アルミ蒸着シートで保護された断熱材を天井面に敷き詰めれば、遮熱の面でも有効だったと思いました。
この場合、アルミ面は上にします。
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あースティック

所在地:沖縄県
2014年12月05日 12:47

アドバイスありがとうございました。新築です。2年になります。屋根断熱にした理由は屋根裏収納として利用しているからです。その事を住宅会社にも伝え、屋根断熱にすると費用や施工は難しくないですかと尋ねるたところ大丈夫です。返事をもらいました。その時に施工方法などの説明はなかったです。まさか素人でもすぐわかるいい加減な施工するとは思いませんでした。住宅会社に連絡したのですが今、担当がいませんといって連絡がつかない状況です
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現場監督A

所在地:東京都
2014年12月05日 22:06

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

回答がたくさんあって混乱してしまうことを覚悟で書き込みさせていただきます。屋根断熱の場合、私は通気を取るべきだと思います。外壁とちがい屋根には透湿防水紙ではなく、ルーフィングが施工されていると思いますので断熱材の室内側の防湿層が完璧に密閉されていればいいのですが、完璧はあり得ないので壁内に入った湿気の逃げ場がなくなってしまいます。小屋裏をある程度換気できれば良いのですが、換気をしすぎるほど断熱効果が失われるという悪循環にもなってしまいます。断熱材を入れる前に屋根通気材を入れるのが良いと思います。ウレタン断熱の際などよく使うのですが。

さらに今回の場合、屋根断熱をする際に垂木に断熱材の耳を留め付けているように見えますが(すいません。写真から正確な状況を把握できませんでした)、垂木のせい(太さ)に対して断熱材の厚みが大きすぎるように見えます。留め付ける部分を無理やり押しつぶして取り付けているのでモワンとたわんでいるようになってしまっているのでは?こういった場合は垂木にぶつけもんをしてふかすか、下に野縁を組んでそこに断熱材を留め付けるべきだと思います。モワンとなってしまっているので2枚目の写真なんかはさらに上から貫板で留めているんですかね。

こういった繊維系の充填断熱材はいかに隙間なく充填するか。いかに均一に施工するか。そして、いかに連続して防湿層をつなげるか。が大切ですので、一度撤去した上で留め付ける下地の部分からやり直しをしてもらいたいところですね。
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あースティック

所在地:沖縄県
2014年12月07日 22:23

ありがとうございました!とても参考になりました。住宅会社とはとりあえず現場を見て施工方法を考えるという話になりました。前回の写真がみずらかったようなので新たにのせます。
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現場監督A

所在地:東京都
2014年12月08日 08:37

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

写真の再添付わざわざありがとうございます。今回の2枚で分かるのは、垂木のせいに入れているパターンとそれに直行させて入れて垂木に貫板を留めて落ちないようにしてるのと2パターンあるみたいですね。どちらも垂木せいより分厚い断熱材を垂木の太さに押しつぶしていますから正しい施工ではありません。隙間も気になりますね。あと厳密に言えば、やはり防湿層の連続という点で間違った施工になります。関東でも天井に載せる場合はまだこういった施工もありますが、だいぶ少なくなりました。

直した方が良い点は、断熱材をつぶしてしまっている点と隙間です。正しくはないがある程度一般的で、直すかどうか判断の迷うところが、断熱材裏に通気を取るかどうかと、防湿層をどこまで精度高くつなげるか。本当は隣り合う断熱材の耳をしっかり木下地で重ねて留め付け、ボードを貼って押さえたい所です。