[9471]新築マンションの補修跡とガラスコーティング
質問者:わたっこ / 最新の回答・ご意見者:わたっこ / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:設備や内装一般 / 2014年12月22日 22:43
新築マンションを購入しました。
内覧会の際、フロアコーティングをお願いしていた業者に立ち会いもお願いし、フローリングの傷を多数指摘。マンションの施工業者に補修していただきました。
補修後、よく見ると補修跡はまだ目立つ状態でしたが、施工業者によると、コーティングをするという旨を伝えていたため、コーティングに悪影響のない範囲での補修をしており、コーティングをすれば補修跡は消える、とのことでした。
しかし、コーティングを終えても補修跡は目立ち(光の角度によって光沢が全く違う)、コーティング業者には、施工業者に補修をし直してもらう方が良い、その後必要になる再度のコーティングには対応する、と言われました。コーティングは、油性ガラスコーティング(株式会社ミヤキのマキシムコートと同等品)とのことです。
そこで再度、施工業者に、コーティングの種類を正確に伝えた上で補修を依頼したのですが、コーティングが薄すぎるせいで補修跡が隠れなかったのではないか、その業者は本当にコーティングをしたのか、と言われました。そして、傷とその周辺を紙ヤスリで擦り、熱で溶かすパテ状のものを埋める作業をしていただいたのですが、その対応は1度目の補修と同じものをやり直しただけのようなので、つまり、その部分のコーティングが剥がされただけで、1度目の補修後から状況は改善されていないように思えています。
このままでは、再度コーティングをしたとしても、1度目と同じ状態にしかならないと思います。既に新居への引越しを終えてしまっていることもあり、どう対処すべきか悩んでいます。確認できているだけで、12箇所の目立つ補修跡(画像のようなもの)がある状態です。
そこで、別のリペア業者、数社にメールで相談をしたのですが、ガラスコーティングは特殊なので、競合しないリペアは無理だと言われてしまいました。
そのような状況で、現在、下記4つの疑問を持っています。
? 施工業者からは、コーティング等をするなら自己責任でありアフターフォローはできない、また、フローリングはそもそもワックスフリーであり、コーティングの必要などない、という旨を、入居後(当然コーティングも終えた後)に伺いました。しかし、引渡し前に既にあった傷が元で起きている問題なので、その点の責任はあると思っています。また、状況を改善させられないことが判っていながら、2度目の補修でコーティングを部分的に剥がされてしまったことに関しては、特に不満を感じています。
施工業者の対応は、万全だったと言えるでしょうか?
? ガラスコーティングが薄すぎるせいで補修跡が隠れなかった、という見解が正しいならコーティング業者の責任が大きいですが、その見解はどの程度正しいのでしょうか? コーティング業者は、ガラスコーティングには15年保証をうたっています。
? ガラスコーティングと競合しないリペアが不可能ということなら、一般に、内覧会で傷が見つかった上でガラスコーティングをしたい場合、どう対応するものなのでしょうか? 補修不可能なら、内覧会の同行業者(=コーティング業者)が、フローリングの傷の補修を次々と指示したことに、大きな疑問が残ります。
? 今後、私はどの業者にどういった交渉をすれば、新築マンションとして満足のいくフローリングに暮らすことができるでしょうか?
思いつく選択肢としては、
●このまま再度コーティングをし、補修跡は我慢するしかない
(部分的なコーティングでは塗りムラが目立つはずなので、
家具を再度全て出し、家全体の塗り直しをするしかないと思われます。)
●補修跡の目立つ部分のコーティングは諦め、
見た目が気にならなくなるようリペア業者に部分的に補修してもらい、
再度のコーティングはしない
(ペットを飼っている為必要を感じたコーティングなので、不満が残ります)
●フローリングの張り替えをする
(できることならしたいですが、施工業者かコーティング業者のいずれかに、
かなり大きく責任を取っていただかなくてはなりません)
●他に何か、良い手段はないものでしょうか?
以上、???の疑問にお答えいただけると、非常に有り難く思います。
専門知識が無いため、どなたに相談すればよいのか判らず、とても困っています。
宜しくお願い致します。
内覧会の際、フロアコーティングをお願いしていた業者に立ち会いもお願いし、フローリングの傷を多数指摘。マンションの施工業者に補修していただきました。
補修後、よく見ると補修跡はまだ目立つ状態でしたが、施工業者によると、コーティングをするという旨を伝えていたため、コーティングに悪影響のない範囲での補修をしており、コーティングをすれば補修跡は消える、とのことでした。
しかし、コーティングを終えても補修跡は目立ち(光の角度によって光沢が全く違う)、コーティング業者には、施工業者に補修をし直してもらう方が良い、その後必要になる再度のコーティングには対応する、と言われました。コーティングは、油性ガラスコーティング(株式会社ミヤキのマキシムコートと同等品)とのことです。
そこで再度、施工業者に、コーティングの種類を正確に伝えた上で補修を依頼したのですが、コーティングが薄すぎるせいで補修跡が隠れなかったのではないか、その業者は本当にコーティングをしたのか、と言われました。そして、傷とその周辺を紙ヤスリで擦り、熱で溶かすパテ状のものを埋める作業をしていただいたのですが、その対応は1度目の補修と同じものをやり直しただけのようなので、つまり、その部分のコーティングが剥がされただけで、1度目の補修後から状況は改善されていないように思えています。
このままでは、再度コーティングをしたとしても、1度目と同じ状態にしかならないと思います。既に新居への引越しを終えてしまっていることもあり、どう対処すべきか悩んでいます。確認できているだけで、12箇所の目立つ補修跡(画像のようなもの)がある状態です。
そこで、別のリペア業者、数社にメールで相談をしたのですが、ガラスコーティングは特殊なので、競合しないリペアは無理だと言われてしまいました。
そのような状況で、現在、下記4つの疑問を持っています。
? 施工業者からは、コーティング等をするなら自己責任でありアフターフォローはできない、また、フローリングはそもそもワックスフリーであり、コーティングの必要などない、という旨を、入居後(当然コーティングも終えた後)に伺いました。しかし、引渡し前に既にあった傷が元で起きている問題なので、その点の責任はあると思っています。また、状況を改善させられないことが判っていながら、2度目の補修でコーティングを部分的に剥がされてしまったことに関しては、特に不満を感じています。
施工業者の対応は、万全だったと言えるでしょうか?
? ガラスコーティングが薄すぎるせいで補修跡が隠れなかった、という見解が正しいならコーティング業者の責任が大きいですが、その見解はどの程度正しいのでしょうか? コーティング業者は、ガラスコーティングには15年保証をうたっています。
? ガラスコーティングと競合しないリペアが不可能ということなら、一般に、内覧会で傷が見つかった上でガラスコーティングをしたい場合、どう対応するものなのでしょうか? 補修不可能なら、内覧会の同行業者(=コーティング業者)が、フローリングの傷の補修を次々と指示したことに、大きな疑問が残ります。
? 今後、私はどの業者にどういった交渉をすれば、新築マンションとして満足のいくフローリングに暮らすことができるでしょうか?
思いつく選択肢としては、
●このまま再度コーティングをし、補修跡は我慢するしかない
(部分的なコーティングでは塗りムラが目立つはずなので、
家具を再度全て出し、家全体の塗り直しをするしかないと思われます。)
●補修跡の目立つ部分のコーティングは諦め、
見た目が気にならなくなるようリペア業者に部分的に補修してもらい、
再度のコーティングはしない
(ペットを飼っている為必要を感じたコーティングなので、不満が残ります)
●フローリングの張り替えをする
(できることならしたいですが、施工業者かコーティング業者のいずれかに、
かなり大きく責任を取っていただかなくてはなりません)
●他に何か、良い手段はないものでしょうか?
以上、???の疑問にお答えいただけると、非常に有り難く思います。
専門知識が無いため、どなたに相談すればよいのか判らず、とても困っています。
宜しくお願い致します。
これまでの回答・ご意見数1件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2014年12月24日 17:28
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
いろいろなケースやご意見があると思いますので、ひとつの参考意見として読んでください。
写真だとわかりにくいですが、この手のワックスフリーフロアの場合、へこみ傷をパテで補修し色合わせをして最後に艶合わせをした場合に艶合わせというのは要は光の反射具合を周りと同程度にするということですが、そもそも木とパテという素材が変わってしまうので、どうしても見る角度によってその具合が変わってしまうケースが多いです。ですから補修屋さんはどの角度から見る頻度が高いかとかも考えながら補修していると思います。もしくは透明なパテを打って色をあまり付けない手法を行う補修屋さんも存在します。ですから建築屋さんは上にガラスコーティングが乗れば、艶が合うのでわからなくなると説明したのだと思います。ただ、そもそも完璧にわからなくなることは少なくて、補修とはごまかしで多少は見えてしまうのはしょうがないと私は思います。
一方、ガラスコーティングにもいろいろな種類があって、全てを把握している建築屋さんは皆無と思ってください。むしろコーティングの業者さんも自社製品以外のことは詳しくない方もいます。補修工事に対しても自社の工事でないから知らないということで、おそらく施工前にキズチェックをした理由は引越し屋さんのそれと同じで、施工後にキズがついていたと言われた場合に困るので事前チェックしたのでしょう。
補修業者とコーティング業者。お互いに仕事を知らないまま進んでしまったのが原因かと思います。元々どのくらいの大きさにキズだったかにもよりますが、そもそもキズを完璧にわからなくすること(ワックスフリーのフロアの場合は特に)を期待しない方が良かったのかと思います。施工業者も契約前の時点でそう案内するべきだったと思います。
一つ目の?
万全であったとは言えないかもしれませんが、それによってフローリングの張替え等を要請するのは酷かと思います。
二つ目の?
正確に言うと、もう少し厚くてピカピカ光るようなコーティングだったら目立たなくなったけど、こんなに薄くてマットだと目立つな。」だと思います。この薄さが施工不備なのかそういった仕様なのかはコーティング業者にしかわかりません。コーティング業者はキズを隠すために施工するわけではないでしょうから15年の保証で何を保証するのか?キズの見てくれはその事項に入っていないでしょう。
三つ目の?
施工中できたへこみキズに対してはできるだけ目立たなくしますという案内すべきで、完璧に直しますと案内すべきではありません。その対応方法は各補修業者によって様々なテクニックがあります。また、そういったキズが目立たなくなるようなガラスコーティングの種類もあるでしょう。
四つ目の?
正直言いまして、キズ補修しますという口約束で契約してしまって事後補修になったこと、キズが目立たなくなるために施主手配であるコーティングも必要があるということを容認してコーティングまでしてしまったこと、キズを隠しにくいガラスコーティングを選んでしまったこと。この三つはわたっこさんにも落ち度があるので、(本来そこまで専門的に調べて進めるお客様はいないということは重々承知ですが)あまり強く当然のように対応を求める立場ではないと思います。あくまで各業者が各業者なりに多少の落ち度を考え、誠意を持って対応に動いてもらっている状況です。施工業者ではこれ以上どうしようもないと思われますので、コーティング業者に再施工してもらい、多少のキズが見える部分は・・・自分のお客様にこんなこと言い出せないですが、ある程度許容するしかないのかなって思います。
写真だとわかりにくいですが、この手のワックスフリーフロアの場合、へこみ傷をパテで補修し色合わせをして最後に艶合わせをした場合に艶合わせというのは要は光の反射具合を周りと同程度にするということですが、そもそも木とパテという素材が変わってしまうので、どうしても見る角度によってその具合が変わってしまうケースが多いです。ですから補修屋さんはどの角度から見る頻度が高いかとかも考えながら補修していると思います。もしくは透明なパテを打って色をあまり付けない手法を行う補修屋さんも存在します。ですから建築屋さんは上にガラスコーティングが乗れば、艶が合うのでわからなくなると説明したのだと思います。ただ、そもそも完璧にわからなくなることは少なくて、補修とはごまかしで多少は見えてしまうのはしょうがないと私は思います。
一方、ガラスコーティングにもいろいろな種類があって、全てを把握している建築屋さんは皆無と思ってください。むしろコーティングの業者さんも自社製品以外のことは詳しくない方もいます。補修工事に対しても自社の工事でないから知らないということで、おそらく施工前にキズチェックをした理由は引越し屋さんのそれと同じで、施工後にキズがついていたと言われた場合に困るので事前チェックしたのでしょう。
補修業者とコーティング業者。お互いに仕事を知らないまま進んでしまったのが原因かと思います。元々どのくらいの大きさにキズだったかにもよりますが、そもそもキズを完璧にわからなくすること(ワックスフリーのフロアの場合は特に)を期待しない方が良かったのかと思います。施工業者も契約前の時点でそう案内するべきだったと思います。
一つ目の?
万全であったとは言えないかもしれませんが、それによってフローリングの張替え等を要請するのは酷かと思います。
二つ目の?
正確に言うと、もう少し厚くてピカピカ光るようなコーティングだったら目立たなくなったけど、こんなに薄くてマットだと目立つな。」だと思います。この薄さが施工不備なのかそういった仕様なのかはコーティング業者にしかわかりません。コーティング業者はキズを隠すために施工するわけではないでしょうから15年の保証で何を保証するのか?キズの見てくれはその事項に入っていないでしょう。
三つ目の?
施工中できたへこみキズに対してはできるだけ目立たなくしますという案内すべきで、完璧に直しますと案内すべきではありません。その対応方法は各補修業者によって様々なテクニックがあります。また、そういったキズが目立たなくなるようなガラスコーティングの種類もあるでしょう。
四つ目の?
正直言いまして、キズ補修しますという口約束で契約してしまって事後補修になったこと、キズが目立たなくなるために施主手配であるコーティングも必要があるということを容認してコーティングまでしてしまったこと、キズを隠しにくいガラスコーティングを選んでしまったこと。この三つはわたっこさんにも落ち度があるので、(本来そこまで専門的に調べて進めるお客様はいないということは重々承知ですが)あまり強く当然のように対応を求める立場ではないと思います。あくまで各業者が各業者なりに多少の落ち度を考え、誠意を持って対応に動いてもらっている状況です。施工業者ではこれ以上どうしようもないと思われますので、コーティング業者に再施工してもらい、多少のキズが見える部分は・・・自分のお客様にこんなこと言い出せないですが、ある程度許容するしかないのかなって思います。
わたっこ
所在地:東京都
2014年12月24日 23:05
ご回答本当にありがとうございます。
質問に番号をふったのですが、文字化けしてしまい、判りにくく申し訳ありませんでした。
内覧会の際、
コーティング業者「ここに傷があります」
私「本当ですね」
施工業者「直しておきます」
というやり取りの限界を、もっと深く考えるべきだったと反省しております。
補修前には、屈んでよくよく見ないと判らなかったはずの傷が、
補修をしたことによって、寧ろ、普通に生活しているだけでも非常に目立つ
補修跡として残る結果になってしまったことが、非常に悔やまれています。
施工業者の落ち度は確かに少ないかとは思うのですが、少なくとも、
ガラスコーティングの性質を理解していたであろうコーティング業者は、
「ここに傷がありますが、補修をすると逆に目立つ可能性があります。どうされますか?」
という程度の選択肢を提示してくださって然るべきだったのではないかと思ってしまいます。
「直しておきます」という言葉ひとつで、実際にはどのように補修をされるのか、
それがどういった補修なのか、張り替えの類なのかすら、全く知らされなかった素人には、
直すと言われれば、直るものと思ってしまいますから。
そこが私の勉強不足だと言われれば、確かにその通りです。
各業者に対して、対応してくださることが当然であるかのような強い対応、
というものは、意識的に取らないようにしており、
なるべく事を穏便に、現実的に解決するため、こちらへ相談させていただきました。
ご相談に乗っていただき、ありがとうございました。
質問に番号をふったのですが、文字化けしてしまい、判りにくく申し訳ありませんでした。
内覧会の際、
コーティング業者「ここに傷があります」
私「本当ですね」
施工業者「直しておきます」
というやり取りの限界を、もっと深く考えるべきだったと反省しております。
補修前には、屈んでよくよく見ないと判らなかったはずの傷が、
補修をしたことによって、寧ろ、普通に生活しているだけでも非常に目立つ
補修跡として残る結果になってしまったことが、非常に悔やまれています。
施工業者の落ち度は確かに少ないかとは思うのですが、少なくとも、
ガラスコーティングの性質を理解していたであろうコーティング業者は、
「ここに傷がありますが、補修をすると逆に目立つ可能性があります。どうされますか?」
という程度の選択肢を提示してくださって然るべきだったのではないかと思ってしまいます。
「直しておきます」という言葉ひとつで、実際にはどのように補修をされるのか、
それがどういった補修なのか、張り替えの類なのかすら、全く知らされなかった素人には、
直すと言われれば、直るものと思ってしまいますから。
そこが私の勉強不足だと言われれば、確かにその通りです。
各業者に対して、対応してくださることが当然であるかのような強い対応、
というものは、意識的に取らないようにしており、
なるべく事を穏便に、現実的に解決するため、こちらへ相談させていただきました。
ご相談に乗っていただき、ありがとうございました。