私も雨漏りの修繕を幾度となく対応したことがあるので、そこにお住まいの方の心労はとてもわかります。雨が降るたびにですものね。

モルタル外壁とのことですが、その下に通気層があるかないかで修繕する難易度が変わってきますが、おそらく通気層がなさそうですね。修繕には少しリスクが伴います。モルタルを切るということはラスも切りますが、丁寧に施工をしないと防水紙も傷をつけてしまいます。その場合補修をするにしても重ねしろを取りにくいのでその部分がそのままリスクとなります。しかし、その方法しか事実上の対応策はないかとも思います。また、単純に窓周りのひびや隙間から雨が入り窓から室内に入っているのではなく、全く別のもっと上の方の外壁クラックから浸水してそれがその窓に来ているかもしれません。また写真からちょっとよくわからないんですが、サッシが輸入サッシなんですかね？木製サッシなどですと国産のサッシと納め方が全く違うものもありますから、その辺の確認も必要ですね。

あくまで保証というのは不備のあった箇所にしかできないものだと思います。工務店さんの誠意にもよりますが、法的にそういった対応を求めることは無理でしょう。上記のようなリスクもありますから、工務店側からも不備のない箇所までやりたくないと思います。費用の面を忘れたとしても。木製サッシの施工が間違っていたりするとそのあたりはグレーです。

例えばのご提案ですが、築７年というタイミングで少し早いですが、数年すれば外装修繕ということで塗装などを行う方も多いです。それを前倒しで施工を依頼する代わりに、窓周りの改修やその工事そのものの割引等を交渉する方が現実的ですし、工務店側もやりやすいと思います。もし予算が許せば私だったら、窓周りの防水テープを修繕した後に全体を外壁の上からもう一枚防水紙を施行し、通気工法で外壁を施工したいところですね。