新築0〜1ヶ月で雨だれができて、縞々の家になってしまいした。何しろ広範囲で、家全体に及びます。費用負担について教えてください。設計事務所に依頼して建てた鉄筋コンクリート造陸屋根です。正方形の平らな屋根の上部は、外周20〜40cmより内部の領域は四角に囲まれて、その内部は多少傾斜しており、コンクリート内部の雨樋の管に水が流れ落ちていくようになっています。雨だれの考えられる問題点は2つあります。1つは、平らな屋根の周囲の部分(屋根の端から20〜40cm程度)の雨は、そのまま下に壁をつたって落ちていきます。もう一つは、水切りがついていません。素人なので、水の処理については考えることもありませんでした。設計士から設計段階ではとくに確認や説明はありませんでした。そこで、設計士にみてもらったところ、追加工事で水切りをつける案を提示されました。見積もりも、建坪40の平屋ですが、150万円程度(材料費+施工料が半々程度)です。そこで、お聞きしたいことが3点あります。1つ目は、水切り(屋根の外周、総延長120m程度)の相場としては適正でしょうか。アルミ製の水切り棒を屋根の外周につけていきます。2つ目は、今回のような場合、構造上雨だれができることは十分予測できたと思われますが、追加工事ではなく最初からつけていればもっと安くできていたのではないか?と素人感情で疑念が残ります。その分、費用の面で、設計事務所や工務店の方でいくらか負担してもらうことをお願いするのはおかしいでしょうか。3つ目は、家全体にできた雨だれは、洗剤でもなかなかおちませんし、しかも広範囲で、とても自分では対処できません。工務店に洗浄はしてもらうことになっているのですが、もし雨だれ跡が残ってしまうときは再塗装もありえます。そうなると、これまた費用はだれがもつのでしょうか。施主としての責任はないと思うのですが。よろしくお願いいたします。
大西
所在地:三重県
2015年01月16日 16:35
大変分かりやすいご回答有り難うございます。参考にさせていただきます。
これまでの回答・ご意見数4件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2015年01月16日 15:55
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
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大杉 崇
1級建築士事務所 株式会社ATELIER O2/アトリエ オオツウ
2015年01月17日 15:42
所在地:北海道札幌市手稲区富丘5条3丁目1-26
URL:http://atelier-02.com/
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飯田 均
屋根サポートいいだ
2015年01月18日 20:48
所在地:北海道旭川市春光4条8丁目11-13
URL:http://sites.google.com/site/yanespptiida/
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※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2015年01月17日 19:34
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
基本的には栃木様の言われていることがごもっともだと思いますが、それではなんともやりきれない状況が状況ですので、現場の立場から少しの可能性としてお話をしたいと思います。
文面より、設計事務所に設計をお願いし、施工は別会社の工務店が行ったと思いますが、大西様が設計事務所とお打ち合わせを行ったように、設計事務所と工務店(の現場代理人)も施工を進めていく上で度々打ち合わせを行っているはずですし、通常でしたら工事進捗のチェックを受けたり、打ち合わせを行っていることと思います。その際によく質疑応答が行われます。「図面からはわからないがここはどのように施工しますか?」「ここはこのように施工すればよろしいですか?」もしくは、設計図に詳細がなければ工務店側で詳細な施工図を作り監理者(設計者)の承認を受けて施工を進めるということもあります。あるいは、設計図通りに施工をすると一定の不備や支障が発生する可能性があり、それが事前にわかる場合は現場代理人もそれを指摘するべきであります。もし、設計監理者が現場よりそういった指摘を受けているにもかかわらず、建築主に確認もせずにデザイン重視の施工を推し進めた場合、それが議事録などで残っていたら攻め手にはなるんじゃないでしょうか。
文面より、設計事務所に設計をお願いし、施工は別会社の工務店が行ったと思いますが、大西様が設計事務所とお打ち合わせを行ったように、設計事務所と工務店(の現場代理人)も施工を進めていく上で度々打ち合わせを行っているはずですし、通常でしたら工事進捗のチェックを受けたり、打ち合わせを行っていることと思います。その際によく質疑応答が行われます。「図面からはわからないがここはどのように施工しますか?」「ここはこのように施工すればよろしいですか?」もしくは、設計図に詳細がなければ工務店側で詳細な施工図を作り監理者(設計者)の承認を受けて施工を進めるということもあります。あるいは、設計図通りに施工をすると一定の不備や支障が発生する可能性があり、それが事前にわかる場合は現場代理人もそれを指摘するべきであります。もし、設計監理者が現場よりそういった指摘を受けているにもかかわらず、建築主に確認もせずにデザイン重視の施工を推し進めた場合、それが議事録などで残っていたら攻め手にはなるんじゃないでしょうか。
大西
所在地:三重県
2015年01月23日 11:09
ご回答有り難うございます。実は、まだ建てているいる際に、現場監督から、「屋根のその側の部分が結構あるので、けっこう垂れてきて汚れていくます、多少仕方がない・・・」といったつぶやきを何度か聞いています。もうほぼできあがっている状態であり、また、その言っている意味が十分理解していなかったため、聞いていただけですが・・・。現場と設計者がどういうやりとりがあったかは不明です。