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[9542]吸気口の穴が貫通していない。

質問者:ROMEI / 最新の回答・ご意見者:クラビア / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:結露と換気の問題 / 2015年01月16日 16:38

築8年位の一戸建てに住んでいます。
部屋の空気が篭りやすくて24時間換気が機能していないのではと思い吸気口を調べたところ、写真のように穴が貫通していませんでした。
これは、正常ではないかもしれないと思ったのですが、家中の換気が同じようになっていたので、正常かどうか判断がつかずに相談しました。
この状態で問題はないのかどうか、もし分かれば教えていただけると助かります。
よろしくお願い致します。
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これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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大杉 崇

1級建築士事務所 株式会社ATELIER O2/アトリエ オオツウ
2015年01月17日 15:17

所在地:北海道札幌市手稲区富丘5条3丁目1-26
URL:http://atelier-02.com/
PR:設計の実務歴が2014年で18年で…

写真は、外気を取り入れるレジスターでしょうか?
吸気口がグラスウールのよなものでふさがれいるのでこれでは吸気はできません。
写真からですが
1:そもそも、吸気を行うための配管が外気に出されていますか?グラスウールのようなものを引っ張り出した時に外気まで通じているか?
2:上記のようなことがなされず、室内側のボードと躯体のグラスウール部分で止まっている?
上記の1・2が考えられます。
上記2の場合ですと、気密処理や雨仕舞の問題がありますのでしっかりとした対応をしてもらったほうが良いでしょう。
1の場合ですとグラスウールを取り除けばよいだけでしょうけれど、いづれにしても建設した会社や関係者に現地をみていただきしっかりとした対応をしていただいたほうがよろしいかと思います。
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ROMEI

所在地:青森県
2015年01月17日 23:18

回答して頂きありがとうございます。
教えて頂いて気がついて調べたのですが、吸気口から外へつながる配管が出ていないようでした。(大杉様のおっしゃられていた2の状態になっていました。)
一度、建設会社に相談してみようと思います。
お忙しいところ、ありがとうございました。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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現場監督A

所在地:東京都
2015年01月17日 19:41

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

大杉様のおっしゃる通りだと思いますが、もしかして以前にちがう方が住まわれていたのだとしたら、冷気が入ってくるのが嫌でグラスウールを詰めて穴をふさいでしまったのかもしれませんね。
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ROMEI

所在地:青森県
2015年01月17日 23:20

回答ありがとうございます。
グラスウールが詰まっていたわけではなくて、最初から配管が取り付けていないようでした。
でも、寒い地域なので穴をふさぐ人はいるかもしれないです。
myph

クラビア

所在地:新潟県
2015年01月18日 00:10

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

換気システムとしては第三種換気システムに分類されるものだろうと推察されます。
吸気口に付いては、配管を外に出さずに、外壁通期層から空気を取り入れる方式もありますので、お宅の場合はその部類かもしれません。
いずれにしても、問題となるのは、吸気口から適正な量の空気が導入されているどうかでして、現実にはこれがきちんと機能していないケースが良く見られます。
確実なのは風量測定器で吸気量を確認することですが、蚊とり線香の煙のたなびき具合を見たり、あるいは吸気口にビニールの袋を当ててみたりすれば、その膨らみ具合を観察して大体の傾向を知ることができます。
袋が全く膨らまない様では、換気の方式を問わず問題があるということになりそうです。
理想的には吸気口一つから、一時間あたり30立米程度の空気が導入されていると良いのですが、現実にはそれはなかなか望めないので、せめて15立米でも導入されているかどうかを確認できるといいでしょう。
写真の様子では何だかほとんどふさがっている様子が伺えますので、かなり難しい様な気がします。
換気を確実に改善する方法としては、外壁まで貫通する穴をドリルで開けて、そこに吸気ファンを取り付けることです。
吸気ファンの消費電力は微々たるものですが、確実に換気を改善できます。
ただ、青森ですとコールドドラフトが問題になるかもしれません。
それで、換気は改善されますが、暖房とセットにしないと、寒さが問題になるでしょう。
第三種換気は一見、シンプルに見えるので、結構採用されていますが、躯体の気密性を確保することや、換気設計を巧みに行うことや、暖房とうまく組み合わせることなど、本当に成功させるのにはなかなか難しい面があります。
残念なことですが、日本の法律では、換気システムは付いてさえいれば、それが機能しているかどうかに付いては全く問われていませんので、現実にはダミー状態になっていることがしばしば観察されます。