屋根の断熱を手直ししてもらったのですが壁の断熱材も怪しいなと思い屋根裏の壁をとってもらい中をみたらロックウールの繊維なのですが耳が柱の内側の側面に折り曲げて止めてある^_^ので大工さんに柱のうえで耳と耳を重ね合わせて止めるのでは?と聞くと大工さんはこのビニールは意味ないからこれでいいよ。断熱材はあまり効果ないよと返答でした。このような施工方法だと断熱効果の低下や湿気が入ってくるなどの被害は起こらないですか?
これまでの回答・ご意見数3件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2015年02月04日 12:34
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2015年02月09日 14:31
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
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※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者クラビア
所在地:新潟県
2015年02月09日 09:58
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
住宅の断熱気密に関して、一番進んでいるのは北海道です。
25年以上の歴史があります。
一方、沖縄はこれからというところかもしれません。
建築業者さんも、沖縄という風土にあった方法を見つけるべく、試行錯誤が続いているところなのかもしれません。
以前に屋根の件でもお伝えしましたが、沖縄の場合は断熱よりは遮熱が重要になるかもしれません。
沖縄で北海道と同じ断熱気密の手法を採用しますと、恐らく、繊維系断熱材の場合は逆転結露の危険性を抱えることになると思います。
つまり、屋内で冷房する場合に、断熱材の室内側で結露する現象です。
これは早々に家を腐らせる危険性が大です。
そんなこともあって、業者さんもかなりアバウトな対応になっているのかもしれません。
本来は冷房時には断熱も重要な要素なのですが、逆転結露の心配を考えると、繊維系の断熱材を使うよりは、発泡樹脂系の断熱材を使う方が良かったと思いました。
つまり冷蔵庫や保冷庫で使われるのと同じ様な断熱材を使用し、冷蔵庫と同じ様な発想で設計することになります。
25年以上の歴史があります。
一方、沖縄はこれからというところかもしれません。
建築業者さんも、沖縄という風土にあった方法を見つけるべく、試行錯誤が続いているところなのかもしれません。
以前に屋根の件でもお伝えしましたが、沖縄の場合は断熱よりは遮熱が重要になるかもしれません。
沖縄で北海道と同じ断熱気密の手法を採用しますと、恐らく、繊維系断熱材の場合は逆転結露の危険性を抱えることになると思います。
つまり、屋内で冷房する場合に、断熱材の室内側で結露する現象です。
これは早々に家を腐らせる危険性が大です。
そんなこともあって、業者さんもかなりアバウトな対応になっているのかもしれません。
本来は冷房時には断熱も重要な要素なのですが、逆転結露の心配を考えると、繊維系の断熱材を使うよりは、発泡樹脂系の断熱材を使う方が良かったと思いました。
つまり冷蔵庫や保冷庫で使われるのと同じ様な断熱材を使用し、冷蔵庫と同じ様な発想で設計することになります。