お世話になります。
昨年6月に完成したアパートに住んでいるのですが、寒い時期に台所・浴室の
換気扇を作動させている間、壁スイッチ・床下より冷気が入り込んできます。
冬場ですので、窓は閉め切っている状態です。
浴室の換気扇を「強」で作動させると、部屋中の壁スイッチより風が吹き出し、
同時に台所の換気扇を「弱」で作動させると、風の勢いは強まり、洗面所にある
床下(配管の通り道)からも風が噴き出てくる状態です。
上記の為、管理会社(大手D社)に相談した所、以下の回答がありました。
・気密性の高い住宅の為、風が出てくるのは仕様です。
・中間階に住まれている為、床下換気/天井換気をする必要があります。
・床下地がALCとなっており、ALCは湿気を多く含む建材であり、ALCから
蒸散した湿気による結露・カビの発生を防止する為、換気が必要です。
・換気口を開けると、吹き出しが弱まりますので開けてください。
(※冬場ですので、換気口を開けると冷気が入り部屋が全く暖まりませんので、
現在は開けておりません。)
素人の為、住宅に関する知識が無く、上記内容が正しいのか判断が付きません。
管理会社の回答が正しいのか教えて頂きたく、お願い致します。
以上、お手数を掛けますが、宜しくお願い致します。
昨年6月に完成したアパートに住んでいるのですが、寒い時期に台所・浴室の
換気扇を作動させている間、壁スイッチ・床下より冷気が入り込んできます。
冬場ですので、窓は閉め切っている状態です。
浴室の換気扇を「強」で作動させると、部屋中の壁スイッチより風が吹き出し、
同時に台所の換気扇を「弱」で作動させると、風の勢いは強まり、洗面所にある
床下(配管の通り道)からも風が噴き出てくる状態です。
上記の為、管理会社(大手D社)に相談した所、以下の回答がありました。
・気密性の高い住宅の為、風が出てくるのは仕様です。
・中間階に住まれている為、床下換気/天井換気をする必要があります。
・床下地がALCとなっており、ALCは湿気を多く含む建材であり、ALCから
蒸散した湿気による結露・カビの発生を防止する為、換気が必要です。
・換気口を開けると、吹き出しが弱まりますので開けてください。
(※冬場ですので、換気口を開けると冷気が入り部屋が全く暖まりませんので、
現在は開けておりません。)
素人の為、住宅に関する知識が無く、上記内容が正しいのか判断が付きません。
管理会社の回答が正しいのか教えて頂きたく、お願い致します。
以上、お手数を掛けますが、宜しくお願い致します。
これまでの回答・ご意見数3件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者山本 廣資
有限会社 環境設備コンサルタント、山本技術士事務所
2015年02月21日 23:07
所在地:東京都杉並区清水1-30-13
URL:http://masakanohirosan.livedoor.blog/
PR:建築設備は、いろいろな工学…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2015年02月19日 10:24
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
気密性と換気に関して、あながち言っていることは間違っていないと思います。換気扇を回すというのは、もう少し難しく言うと排気扇によって室内の空気を無理やり室外に出すという行為で、これが続けば室内の空気がなくなってしまいますから、自然と別の場所から室外の空気を取り入れることになります。昔の建物は隙間が多かったのであらゆるすき間からそれが行われますが、昨今の住宅は気密性能が上がってきているので、それが局所で起きがちです。なので、給気口を開けて下さいというのはごもっともなことです。空気の流れは常に最短経路をとりますから、換気扇のすぐ近くに給気口があれば他の部屋への影響が少ないと思いますが、アパートの場合給気を取れる面が限られていたり、24時間換気計画の視点で、逆に各部屋に空気が流れるように排気と給気が離れているケースも多いです。
同時給排気タイプの換気扇に変えればそういった事象は押さえられるかと思いますが、24時間換気計画は基準法上必要ですので、また更にそれを付けて熱交換型にするなど設備のグレードアップにつながります。賃貸住宅でそこまでの設備を付けるということは家賃のアップにつながるので、そうしている物件はとても少ないと思います。
厳密な話、壁スイッチ部分や床下の気密をもう少し丁寧に施工をすれば納まる可能性もあるかもしれませんが、給気を遮断するということは、換気扇を回しても換気がされないということですので、換気扇を回さないのと一緒、ということになります。したがって、換気扇を回す場合は給気口を開けましょうということになると思います。一度室内の換気扇箇所と、給気口箇所をすべて確認し、ご自分の生活スタイルと合わせて、どこの給気口ならあけて大丈夫か、ここはやっぱり閉めておきたい、等検討されてはいかがでしょうか。
同時給排気タイプの換気扇に変えればそういった事象は押さえられるかと思いますが、24時間換気計画は基準法上必要ですので、また更にそれを付けて熱交換型にするなど設備のグレードアップにつながります。賃貸住宅でそこまでの設備を付けるということは家賃のアップにつながるので、そうしている物件はとても少ないと思います。
厳密な話、壁スイッチ部分や床下の気密をもう少し丁寧に施工をすれば納まる可能性もあるかもしれませんが、給気を遮断するということは、換気扇を回しても換気がされないということですので、換気扇を回さないのと一緒、ということになります。したがって、換気扇を回す場合は給気口を開けましょうということになると思います。一度室内の換気扇箇所と、給気口箇所をすべて確認し、ご自分の生活スタイルと合わせて、どこの給気口ならあけて大丈夫か、ここはやっぱり閉めておきたい、等検討されてはいかがでしょうか。
スイッチ
所在地:大阪府
2015年02月19日 22:20
現場監督A様
お忙しい中、ご回答を頂きありがとうございます。
別の相談所で同様の内容を相談したところ、1級建築士(と仰っている)方より
以下の回答がありました。
<内容>
・床、天井内の換気をする場合は、ALC版と床、天井間は断熱且つ防湿を施すのが基本。
・床と天井間を通気するには壁の断熱が必要。
・壁材自体に断熱防湿性能を有し、間柱を挟んで断熱防湿性能を有した壁材を設けるべき
上記の様な回答ですが、これを施すには現場監督A様が仰る「家賃のアップに
つながるので、そうしている物件はとても少ない」という事になるのでしょうか。
>一度室内の換気扇箇所と、給気口箇所をすべて確認し、ご自分の生活スタイル
>と合わせてどこの給気口ならあけて大丈夫か、ここはやっぱり閉めておきたい、
>等検討されてはいかがでしょうか。
→住んでいる場所が山のふもとの為、在宅中に給気口を開けるのはかなり辛いです。。。
ですので、給気口を閉めた状態で、料理中・入浴後は一定時間は換気扇を
作動させしばらくしたら止めるという運用。
外出中は24時間の換気扇を作動させ、帰宅後に止めるという運用にしています。
お忙しい中、ご回答を頂きありがとうございます。
別の相談所で同様の内容を相談したところ、1級建築士(と仰っている)方より
以下の回答がありました。
<内容>
・床、天井内の換気をする場合は、ALC版と床、天井間は断熱且つ防湿を施すのが基本。
・床と天井間を通気するには壁の断熱が必要。
・壁材自体に断熱防湿性能を有し、間柱を挟んで断熱防湿性能を有した壁材を設けるべき
上記の様な回答ですが、これを施すには現場監督A様が仰る「家賃のアップに
つながるので、そうしている物件はとても少ない」という事になるのでしょうか。
>一度室内の換気扇箇所と、給気口箇所をすべて確認し、ご自分の生活スタイル
>と合わせてどこの給気口ならあけて大丈夫か、ここはやっぱり閉めておきたい、
>等検討されてはいかがでしょうか。
→住んでいる場所が山のふもとの為、在宅中に給気口を開けるのはかなり辛いです。。。
ですので、給気口を閉めた状態で、料理中・入浴後は一定時間は換気扇を
作動させしばらくしたら止めるという運用。
外出中は24時間の換気扇を作動させ、帰宅後に止めるという運用にしています。
現場監督A
所在地:東京都
2015年02月20日 13:00
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
防湿層をしっかり施工することで気密性は上がると思いますが、実際に現場を進めるうえで完璧にはできない部分がどうしても出てきます。コンセントやスイッチ部分もその一つです。気密テープなどでできるだけのことをすることはできますが、そこまでやらない会社もあります。できる限りのことをしても隙間ゼロにはなりません。仮にゼロになったとしたら、またちがう隙間から空気は入ってきます。そこをふさげば…と繰り返せば、理論上隙間はゼロになりますが、その場合排気扇だけでは換気ができない状態になります。今の状況だと、換気を行うために給気口を開けることが必須な状態なのではないでしょうか。冬、寒いので給気口を開けたくないお気持ちは重々承知なのですが、換気扇を使うということはそういうことだと思います。
ご質問文の、
・中間階に住まれている為、床下換気/天井換気をする必要があります。
・床下地がALCとなっており、ALCは湿気を多く含む建材であり、ALCから蒸散した湿気による結露・カビの発生を防止する為、換気が必要です。
という内容に対してその1級建築士の方は何かを説明しようとしているのかもしれませんが、正直この部分は(大手D社)さんの工法が認定工法だと思うので、床下や天井裏などの換気をどう考えているかはそのハウスメーカーに確認が必要ですし、一般的には床下や天井裏の換気を室内の換気扇で考慮するには床や天井にもガラリを付けるようになりますので、そういった工法ではないんじゃないかなって思います。
何にせよ、スイッチさんの生活で直接問題になっている「スイッチなどから隙間風が」という件に関しては、換気時に給気口を開けるのが無理であれば、それぞれの換気箇所の直近に給気口を増設してもらう、同時給排気・熱交換タイプの換気扇に交換する等の方法しかないんじゃないかなと想像します。
ご質問文の、
・中間階に住まれている為、床下換気/天井換気をする必要があります。
・床下地がALCとなっており、ALCは湿気を多く含む建材であり、ALCから蒸散した湿気による結露・カビの発生を防止する為、換気が必要です。
という内容に対してその1級建築士の方は何かを説明しようとしているのかもしれませんが、正直この部分は(大手D社)さんの工法が認定工法だと思うので、床下や天井裏などの換気をどう考えているかはそのハウスメーカーに確認が必要ですし、一般的には床下や天井裏の換気を室内の換気扇で考慮するには床や天井にもガラリを付けるようになりますので、そういった工法ではないんじゃないかなって思います。
何にせよ、スイッチさんの生活で直接問題になっている「スイッチなどから隙間風が」という件に関しては、換気時に給気口を開けるのが無理であれば、それぞれの換気箇所の直近に給気口を増設してもらう、同時給排気・熱交換タイプの換気扇に交換する等の方法しかないんじゃないかなと想像します。