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[9963]現存家屋(25年)地盤補強のための杭打ちについて

質問者:Mimi / 最新の回答・ご意見者:Mimi / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:その他 / 2015年04月16日 18:28

親から引き継いだ土地に家を建てる計画中です。25年前に新築した際に、地盤補強という事で杭打ちをしたらしいのですが、その既存の杭打ちは、今回新築した場合には撤去され、再度やり直しするのでしょうか。もしや、再利用できるのかと思いお聞きしました。(スウェーデン式調査では、GL?4M付近まで打設する杭基礎等の地盤補強策の採用が必要と思われるという結果でした)また、お隣さんは鉄筋コンクリート3F建てですが、このような地盤でも重鉄骨等の建設も可能なのでしょうか。よろしくお願いいたします。

これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2015年04月16日 20:17

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

いろいろな例外はありますが、大原則は、抜くことを前提として設計される方が賢明です。

当時、打設した物が、経年劣化(途中で折れていたり)を起こしている可能性がある事。その程度が、全く予測できない事。予測できない物をあてにして設計が出来ない事。

また、当時の物を残存させたまま、新規で地盤改良という手も無きにしも非ずですが、古い物を避けた位置に新規で打設(地盤改良)するには、相当に新規の設計に制約がかかる事。

既存を撤去すると、当然、「上からの重しが無くなる」ので、先端が数年後にはとび出てくる可能性がある事、、、などなど、、、

ネガティブな理由ばかりで恐縮ですが、それらのリスクと、既存を存置させ多少、工費が安くなることを比較した場合、リスクが大きすぎる気がします。

新規に一から設計されるには、多少の地盤の悪さは、重量鉄骨の建物を建てる障害にはなりません。無論、キチンとした構造計算を行う事が前提ですが。

myph

Mimi

所在地:東京都
2015年04月17日 10:19

栃木様
早速のご回答ありがとうございました。既存の、それも25年超えの杭を残せないかなんて、セコイ考えを持った自分に恥ずかしくなりました(汗)。25年も経てば
地盤補強技術も格段にアップのはずですね。家のもっとも大切な土台、ここに
最新のものを入れずにどうする!と自らに喝を入れました(笑)。また、おそらく地盤も重鉄鋼なども大丈夫でしょうとのこと。まず、住宅メーカーに何もわからない、お任せしますという姿勢でアプローチする前に、このような専門家の方にお答え頂ける場があって本当にありがたいです。ありがとうございました。

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