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■発症場所
 新築の住宅やマンションが圧倒的に多いのですが、最近はそればかりではありません。下に示しましたが、揮発性物質の多い家具店やホームセンター、様々な教材を使用する学校や新しい公共の建築物での発症例が目立ちます。私は診断をはっきりさせるために、新品の家具がたくさん置いてある店や知合いの新居、新しいモデルハウスを回りなさいと言っています。そして実際に回って症状が誘発されています。中には家具店で真っ赤になり、それが1週間も治らなかった例も有りました。
 個人の住宅では健康被害を訴えられるので割と安全な建材を使用するようですが、公共建築物に関しては、今のうちに化学物質過敏症を起こしかねない建材を使いきってしまうというような動きもあるようで心配しています。実際に新築した学校に通学してから今までに落ち着いていたアトピー性皮膚炎が再発した例があり、教育委員会に問合わせてみましたが、現場では測定しているのかも知れませんが、教育委員会や学校では一切濃度の測定の指導はしていませんし、その結果の報告を受けてはいませんでした。関心の低さが気になるところです。


自宅(家屋、マンション)
以外での発生場所

家具屋
学校・教室
デパート
地下鉄
新車
公共建築物
学習塾
飛行機内
8
8
4
2
2
2
2
2


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