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臭わない建材にもご用心!
無臭の部屋で突然、頭痛が

 先日、アトピーのお子さんを持つ友人が低ホルムアルデヒド建設の住宅に引っ越したので、遊びに行きました。新築特有の臭いがしなかったので安心していたのですが、2時間ほどすると強烈な頭痛と吐き気に襲われました。
 「SET建築計画」の建築士、横山幸弘さんによると、「最近は臭わない化学物質を使った建材が増えている」とのこと。臭うと敬遠されるので、無臭の化学物質を使っていることもあり、臭わないからといって安心はできないそうです。
 ちなみに私の友人は、保健所に頼んでホルムアルデヒドの濃度測定をしてもらうことにしたそうです。自宅の汚染濃度が気になる方は、最寄りの保健所に問い合わせてみては。シックハウスの相談にも乗ってくれるそうです。


■連絡先
でむら小児クリニック
札幌市東区北16条東16丁目1-13北愛メディカルビル3F
TEL011(781)4115
辻調剤薬局
札幌市北区北7条西2丁目東京建物札幌ビル3F(北海道銀行が1Fに入っているビル)
TEL011(726)5230


●保健所でホルムアルデヒド測定を実施
 保健所ではシックハウスによる健康被害の相談に乗ってくれるほか、室内の汚染濃度を測定してくれる。  札幌市立保健所では、おおよその濃度を無料で測定する簡易検査と、室内の空気を24時間採取して測定する有料の精密検査を以前から行ってきたが、この4月から北海道立保健所でも精密検査を実施する。  なお、検査直前に換気をすると有害化学物質が室外へ出てしまい、正確な数値が出ないのでご注意を。厚生省の基準では、30分間換気をした後、5時間締め切ってから測定することになっている。

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